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『乳と卵』 川上未映子

こちら

たっいへん、

ご無沙汰してました・・・( ̄∇ ̄;)

本読む暇なかった、

なーんてことはなかったんですが、

2ヶ月近くほったらかしでしたね。。。

m(。-_-。)m スイマセーン

とりあえず、またリズムが落ち着いてきたかな?ってことで、

ちょこちょこ読書していきたいと思います♪

さてさて、

今回は(今回も?)、川上未映子さんの作品です。

話題の芥川賞受賞作『乳と卵』( ̄▽ ̄)σ

あたしは、単行本じゃなくて、雑誌『文藝春秋』で読みました。

個人的に、芥川賞作品は、雑誌で読むのがオススメです。

なぜって??

作者の受賞インタビューや、

選考委員の批評が同時に読めるからです★

しっかし、

石原慎太郎は、いっつも候補作を褒めないなぁ・・・( ̄∇ ̄;)

まぁ、褒めちぎると、逆に気持ち悪いけど・・・( ̄□ ̄;)

さてさてさて、

作品の感想に入る前に、ちょびっと回り道してもいいかな?

インタビューを読んで、やっぱりね~♪って思ったことは、

川上さんが哲学を学んでいること。

それは、

前作の『わたくし率イン歯ー、または世界』を読んでも明らかです。

哲学、というと難しそうですが、

それはすなわち、世界に、人間に疑問を持つこと

川上作品は、それがいきなり、冒頭でドカンと登場するんです。

物語が進行しする過程で、登場人物が悩んでいくんではなく、

1ページ目で、すでに悩んでる(* ̄∇ ̄*)

そういう唐突さが、

意外で、いきなりで、心の準備がなくて、

読者の心にドスンと響くんです♪

例えるなら、

グローブする前に、

素手でボールをキャッチする感じ。

それを不愉快と捉えるか、イタ気持ちいいと感じるか、

それは読者しだいでしょうけどね~( ̄▽ ̄)σ

さてさてさてさて、

ではでは、よーやく感想です★

(  ・_・  ;  )えっ?

第一印象は、

前作(『わたくし率~』)よりも

文章がスッキリしてるな、

ってこと。

文章のリズムの、ランダムな心地よさはそのままに、

かなり読みやすくなってます。

ただ、

物語進行役の「わたし」と、その姪の緑子の語り口が、

きわめて似てるというか、

個性的クセが一緒ということに気づくと、

ちょっと笑えてきます(* ̄m ̄) ププッ

川上作品には、

まともにしゃべれる人がいないかも!?

(まぁ、いてもらっては、川上作品じゃなくなるんですが・・・)

ここで、簡単に人物紹介しておきましょう★

わたし・・・この物語の語り部。東京で一人暮らし。

巻子・・・「わたし」の姉。バツイチ。

     豊胸手術に強い関心を持ち、

     夏の休みを利用して、

     娘を連れて東京に来る。

緑子・・・巻子の娘。「わたし」の姪。

     母親とケンカ中で?口を利かない。

     会話は、常に筆談。初潮前で、

     月経および妊娠につよい反感を持つ。

     母親の豊胸の件にも不満。

上に記した人物紹介を読んでわかるかと思いますが、

「わたし」は、登場人物でありますが、傍観者です。

あくまで、母娘のストーリー。

でもでも、

その「わたし」の語り口が絶妙なのです。

描写にしても独特で、しかもときどき、美しいと感じさせる。

すごいなぁ~、川上未映子。

あたしは、かなりハマりそうな予感ビンビンです♪( ̄▽ ̄)σ

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『わたくし率イン歯ー、または世界』 川上未映子

こちら

第138回、

つまり今年の芥川賞作家、

川上未映子さんの処女作品です。

タイトルもすごけりゃ、作品もすごいね~☆

まずは、

率直に感じたことを書きますφ(.. ) カキカキ

じつは、あたしは大学で日本語日本文学科に在籍してました。

で、そのときの講義で、「文体」っていうのをやったんですね。

簡単に言うと、

作者は学生に内緒にして、本の1ページ分引用して、

「さー、この文章の作者は男か?女か?」

っていうのをやりました。

それをやってわかったのは、

川端康成って、かなりの「女文体」なんですよね。

ちなみに、

「文体」っていうのは、さまざまな要素で構成されていて、

それの組み合わせによって読者にいろいろ判断されるのです。

ではでは、

改めて、今作品をみてみると。。。

いや~、

すごい!!( ̄∇ ̄;)

日本語のリズムを意図的に?自然に?

ぶち壊す!!

( ̄▽ ̄)σ

どこの言語でもそうなんだろうけど、

ある程度のまとまりの文章になると、

それはリズムを構成するんですよね。

簡単に言うと、「ですます調」の文章ならば、

つねに「ですます」のリズムがあるのです。

でも、

この作品は、

「ですます」も、「だ」も、

現在形も過去形も、

ごっちゃごちゃ!!

(  ・_・  ;  )えっ?

読み手のリズム予想は、かなり狂わされます。

でもまぁ、やはりこれは、意図的な確信犯でしょう( ̄。 ̄)σ

むかーし、

筒井康隆作品で、おなじようなの読んだ記憶があります。

とにかく、インパクトは絶大なのです( ̄□ ̄;)

おっと、内容についても少し触れなければ。。。

内容、内容・・・

えーーーっと、

タイトルの通りであります!!

( ̄▽ ̄)σ

(  ・_・  ;  )えっ?

あはは、ごめんちゃい♪(* ̄m ̄) ププッ

以下、内容概要☆

主人公の「わたし」は、こう考えます。

人間は脳なしの状態で、思考をしたことがない。

ならば、

脳が思考をしていると断定することはできない。

証明することができない。

脳がなくても、思考できるかもしれない。

つまり、思考は、脳がなくてもできるんじゃないか。

なので、わたしは、

わたしの本質である私は、奥歯にあるとしました。

え~と、

ここまでは理解できましたか??(* ̄∇ ̄*)

ここまでの内容を理解できたなら、

あとは簡単。

とにかく、

作者の用意したジェットコースターに振り落とされずに

がんばって最後まで読みきってください♪

いままで培ってきた自分の日本語リズムにこだわってたら、

この本は読めないと思います。ははは(* ̄∇ ̄*)

では、

グッジョブ♪

この本は、

タイトルが先か?内容が先か?どっち!?度★★★★☆(4つ星半)

☆オ・マ・ケ☆

こんなん、発見しました( ̄▽ ̄)σ

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