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『嫌われ松子の一生』 山田宗樹

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二日で読みました。

そして、泣きました。

自分のウツに対して泣きました。

昔を思い出して泣きました。

1日目の昨日は、続きが気になって気になって読んでいました。

そーですね、たとえるなら、

昼ドラが気になって、

あるいは、

韓国ドラマが気になってたまらない、という感じです。

ですが二日目の今日。

クライマックスに近づくと、

突然自分のウツ病体験を思い出し、

しばらく泣き続けたのです。

主人公・松子は、

自分を不幸だと思っていません。

ですが、

オトコによって、端から見て転落人生を突き進みます。

そして、物語は、

松子と関わった人たちによって、

松子とはどういう人物なのかを、語られていきます。

そして、それを松子の甥の笙(しょう)が、読者が、受け止めていきます。

松子の人生は、客観的に見て、不幸です。

松子の人生に比べたら、自分の人生なんて、

と感じますが、

このとき、読者は、客観的に自分の人生を振り返ることができるのです。

つまり、

周りから見て、自分はどう見られているんだろう?と。

人間は、

主観的に自分は不幸だ、と思うことはあります。

逆に、自分より不幸な人はたくさんいる、と奮い立たせるときもあります。

ですが、

自分を客観視したらどうでしょうか?

幸せでしょうか?

不幸でしょうか?

いや、

幸せだったでしょうか?

不幸だったでしょうか?

不幸だった人、

泣いてもいいよ。

そう、言ってくれる1冊です。

さっき、映画のHP見たけど、原作の方が泣けそう!度★★★★★(5つ星)

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