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『六番目の小夜子』 恩田陸

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『夜のピクニック』の作者

恩田陸(ちなみに女性)のデビュー作。

タイトルだけを知ってる方は多いかも。

TVドラマ化されたしね。

さてさて、

この『六番目の小夜子』の舞台は、主に高校です。

そして、この高校には、とある伝統が。。。

それは、

三年に一度、

文化祭で「誰か」が「サヨコ」となって

劇をしなければならないのです。

「誰か」は、前年の卒業式のとき、先輩の「サヨコ」から古い鍵を手渡されるのです。

こっそりと・・・誰にも知られずに。

この、「誰にも知られずに」というのがポイントです。

「サヨコ」は誰にも知られてはならないのです。

生徒も、知ってはならないのです。

先生?もちろん知りません。

そういう暗黙の了解の中、10ヶ月にもわたる準備期間の中、

「サヨコ」は「サヨコ」となっていくのです。

そして、

三年に一度の「サヨコ」の年、

転校生がこの高校にやってきます。

彼女の名は、津村沙世子・・・。

以下、感想。

え~~~!

そんな終わり方ぁ!?

なんか、

謎が謎のままなんですけど~!

<(T◇T)>わぁああああ

文化祭での「サヨコ」の劇は、

すごかった!

恐怖と好奇心とが入り乱れ、

ページが波となって左から右へと寄せてくるようでした。

完全に「サヨコ」の世界に引き込まれました。

でも。

こんな終わり方ぁ~~!?

ちょっと!ちょっと、ちょっと!

なんで!なんで、なんで!

ですよ~!!(T_T)

残念。。。

ただ、

先述したように、「サヨコ」の劇は秀逸です。

「何かが起きる」という恐怖感を抱きながら、

あなたは読み続けていくことでしょう。

何が起きるかは・・・ナイショ♪

テレビドラマ見てないけど、

津村沙世子=栗山千明はナットク!度★★★★(4つ星)

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『夜のピクニック』 恩田陸

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このブログをはじめてから、

すっごいたくさんの本を読んでいます

(〃∇〃) てれっ☆

それは強制ではなく、うーん、日課みたいなものかな。

大学時代は、

日本語日本文学科にいたのに、まったく小説というものを読んでませんでした。

語学の専門書とか、日本語教育の雑誌とか、そういうものを好んでました。

だから、今、

こういう本の出会いは、発見は、新鮮です♪(* ̄∇ ̄*)

さてさて、

ストーリー紹介です。

タイトルはご存知の方も多いのでは?

映画化されましたもんね★

映画←クリック

主人公は、甲田貴子西脇融(とおる)

高校3年生。同じクラスメイト。

そして、異母兄妹。。。

貴子は、西脇融の父親の浮気でできた子。

しかも、融と同級生。

二人の父親はすでに亡く、甲田家と西脇家の交わりは一切ありません。

西脇融は、

甲田母子の存在を、「家の恥」として、誰にも口外していません。

もちろん、親友の戸田忍にも。

そして、

クラスメイトになってしまった甲田貴子とは、一言も口を利きません。

それは、「存在」の憎しみから。

貴子は何も悪くない、それはわかっていても、

あっけらかんとしているその立ち居振る舞いが、

気に入らないのです。

どちらかといえば、

甲田家の方が罪悪感を背負って生きていかなければならないのに、

実際は西脇家のほうが影を背負っている、そんな思いに。。。

甲田貴子は、そんな西脇融の冷たい視線を痛く感じています。

もちろん、貴子の方も融に口を利きません。利けません。

半径3m以内に近づけない、

そんなバリアーを融が出しているからです。

そして、貴子も誰にも融との関係を話していません。

親友の遊佐美和子にも。

物語は、この二人の主人公を軸に回っていきます。

高校生活最後の行事、「歩行祭」。

貴子は、その歩行祭が終わるまでに、ひとつの賭けをします。

この賭けに勝ったら・・・

貴子の賭けは、

当然ですが、物語の終盤にあきらかになります。

貴子は何を賭けたのか、

そして、

歩行祭のゴールは、ハッピーエンドに行くのか・・・。

いやー、

終盤のラストスパートがすごい♪

(実際は走ってないけど^^;)

二人のまわりのキャラクターもいいなと感じました。

まわりの友人たちが、ラストを盛り上げてくれます。

ではでは、

みなさんも、

全長80kmの『夜のピクニック』の表紙を開いてみませんか?

あたしの、この文章の長さからも、

この本のオススメ度が伝わっているんじゃないかな、と思ってます(* ̄∇ ̄*)

2月23日、DVDレンタル開始!度★★★★★(5つ星)

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