カテゴリー「和歌・短歌・俳句・詩」の67件の記事

『短歌』2008年7月号 角川書店

こちら

はい、先月号に引き続き、

立ち読みでごめんね~( ̄∇ ̄;)

一青窈さんが今月号から短歌に挑戦しています。

指導者は、

『サラダ記念日』でおなじみ、俵万智さん(* ̄∇ ̄*)

ホントは全部載せたいんだけど、

いかんせん立ち読みなので、

俵万智さん指導後の一青窈短歌を載せます。

・笹にカマかけたぶんだけ飾り切る勢いであなたなばた祭り

・連続「の」駄目出しならばコンピュータ私の彼の先生ですの

う~ん、一青窈ワールド!!

(〃∇〃) てれっ☆

一首目は、仙台にかけてますね。

「笹かま」に、「七夕祭」。いわゆる仙台の縁語です。

「あな」っていうのは感動語で、「ああ」とかそんな意味。

「あなうれし」という古語は、「ああうれしい」という意味になります。

ま、そんなことはどーでもいいとして、

「あな」「た・・・」という言葉の入れ方が、

またウマイね★

二首目は、パソコンのワードのことですよ( ̄▽ ̄)σ

ワードを使って文章書いてると、

時々出ますよね~。

「の」を連続して使ってますよ♪って。

余計なお世話です!!

なんて思ってしまうんですけどね( ̄∇ ̄;)

このウタの面白みは、なんと言っても下の句。

「私の彼の先生ですの」

「の」の連続は駄目よと言っておいて、

下句で、「の」の連続。

「ですの」という、

トドメの「の」が憎いですね( ̄▽ ̄)σ

来月も楽しみです♪(* ̄∇ ̄*)

でも、立ち読みだけどね!度★★★★★(5つ星)

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『短歌』2008年6月号 角川書店

こちら

初☆立ち読み記事をアップ!!

(  ・_・  ;  )えっ?

今回は、

『サラダ記念日』の俵万智一青窈の対談です♪

( ̄▽ ̄)σ

対談で、一青窈は、しきりに文法聞いてました。

そっかー、一青窈でも文法馴染みがないんだから、

普通の人は、なかなか短歌にもなじめないのかなーと

思いました( ̄∇ ̄;)

(あたしは、日本語学科出身・・・)

でもでも、来月号から、

一青窈が短歌を作るらしーよ♪

キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー

楽しみです(* ̄∇ ̄*)

ちなみにちなみに、

対談中に俵万智が一青窈の歌詞を短歌にアレンジしてました。

たとえば、

ハナミズキ空を押し上げ咲く五月ふたりが百年続きますように

なるほどね~☆

φ(.. ) カキカキ

とにかく、来月号が早くも楽しみです♪

あたしも言葉をつむがなきゃ!度★★★★★(5つ星)

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『新折々のうた9』 大岡信

こちら

ひさびさの、和歌本更新です。

そして!!

オリちゃんシリーズこと「折々のうた」、

これが最終巻です。

そう、

1979年から始まったオリちゃんシリーズは、

これでおしまいです(T_T)

残念だけど、仕方ないね。。。

ではでは、

ここで掲載歌をごしょーかい!!( ̄▽ ̄)σ

・父母が頭(かしら)かきなで幸(さ)く在(あ)れて

     いひし言葉(けとば)ぞ忘れかねつる

                  (丈部稲麿:はせつべのいねまろ)

・ところてん昭和がふつと顔を出す

                  (藤田湘子:ふじたしょうし)

・黒髪のみだれも知らずうち臥せば

         まづ掻きやりし人ぞ恋しき

                  (和泉式部)

・顔写真納得いかぬ十七歳

                  (千田咲:ちださき)

・鐘が鳴ろうと 日が暮れようと

     月日は流れ わたしは残る

                  (アポリネール:堀口大学訳)

それではさっそく、

つたまる流解釈開始♪( ̄▽ ̄)σ

一首目。

名前を見て想像つくように、万葉集防人歌です。

作者は、駿河出身だそうです。

1300年前の親子も、現代とちっとも変わりません。

いや、むしろ、現代は少々異常な虐待が多い・・・?

二句目。

読んでの通りの俳句なんですが、

「昭和がふつと(=ふっと)顔を出す」の表現が好き。

ところてん、別に昭和から始まった食べ物ではないのだけれども、

平成は食事が洋風化してるんですよね。

だからこそ、

前時代的なものとして「ところてん」が捉えられてるんでしょう。

三首目。

和泉式部。恋歌の名手です。

恋をしたことある人ならば、この歌の内容も説明不要でしょう。

ちなみに、

あたしは茶髪より黒髪が好きです(。-_-。)ポッ

四句目。

当時高校生の作品です。

「顔写真」と表してるということは、やはり証明写真でしょう。

証明写真は、変顔多いよね~。

別に17歳じゃなくても、納得いかないもののひとつなんですが、

ここはやはり17歳じゃないと♪

大人になる一歩手前の若者たちが、

証明写真ひとつとっても葛藤している様が

目に浮かびます。

五詩目。

これまた、さっきの17歳と対照的な詩ですなぁ。

もう、人生の悟りの境地ですね。。。

夕日がまぶしいぜ!!

いかがでしたか?

オリちゃんシリーズ、一応コレで最終回です。

ただ、さっきあたしの記事をまとめて読んでると、

書いてないトコもあるみたいなので、

いつか、その穴埋めにチャレンジしようと思います♪

では~(* ̄∇ ̄*)

ホントは、もっともっと続けてほしかった!度★★★★★(5つ星)

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『恋する歌音(カノン)』 佐藤真由美

こちら

えー、

先日からちょこっと『つた喫茶』の方でお話しておりますが、

今月お友達が結婚します。

ええ、新郎新婦両方お友達です(* ̄∇ ̄*)

と、ゆーわけで、

今日は恋歌をご紹介♪

・メール打つ手が震えてもあなたにはわからないのがなんか悔しい

                                   (佐藤真由美)

・かの時に言ひそびれてる大切の言葉は今も胸にのこれど

                                   (石川啄木)

・山を見よ山に日は照る海を見よ海に日は照るいざ唇(くち)を君

                                   (若山牧水)

では、つたまる式解釈でーす♪

一首目

「メール」という言葉もそうですが、歌そのものが現代的です。

「なんか」というのが特にそう思わせるんじゃないかな?

あいまい表現に慣れちゃって、ついつい「なんか」なんて付けちゃいます。

ホントは、とても悔しいのだけどね(T_T)

二首目

石川啄木だって旦那さんであり、父親でもあります。

この歌を最初読んだときは、「元カノ」の歌?と思いましたが・・・

「大切の」が気になります。

ささいなことで元カノを思い出すときも、

ささいな言葉を言いそびれたという記憶も甦ることもあるでしょう。

でも、「大切の」を考えると、やっぱり奥さんへつながる思い出じゃないのかな?

どうなのかな?意見ぷりーず♪φ(.. ) カキカキ

三首目

こりゃまた、男っぽい歌ですなぁ~( ̄∇ ̄;)

あたしには、ここまで強引な歌は作れません。。。

それに、なおかつストレート。

流れとしては、

山を見ろ、海を見ろ、そしてオレを見ろ☆

って感じでしょう。

やっぱり豪快だ(。-_-。)ポッ

いかがでしたか??

なんだかんだ言って、みんな恋愛って好きだと思います。

特に、和歌短歌の恋歌に関しては、ほとんどノンフィクションですからね。

機会があれば、

どんどん恋歌読んでみてくださいませ♪(* ̄∇ ̄*)

最近、恋歌が気になります!度★★★★★(5つ星)

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『自分の感受性くらい』 茨木のり子

こちら

じつは、この詩、テレビ番組で知ったんです。

ですが、頭の中でいつの間にか、「岡本かの子」と作者を勘違いしてました

( ̄□ ̄;)

ごめんちゃい・・・m(。-_-。)m

では、さっそく、タイトルにもなっている詩をご紹介♪

「自分の感受性くらい」

ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを

近視のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを

暮しのせいにはするな

そもそもが  ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ

いかがでしょうか?

とくに心に残るのはラストの3行でしょう。

自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ

今の時代、

どれだけの人間が他力本願で生きているのでしょうか。

あるいは、

上の人間の圧力に屈して、意見を押しつぶしているでしょうか。

この詩は、今こそ、もう一度日の目を見るべきだと思います。

自分の感受性くらい自分で守ればかものよ!度★★★★★(5つ星)

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『[新編]中城ふみ子歌集』 菱川善夫

こちら

ひさびさの歌集紹介ですね。

今回は、中城ふみ子です。

中城ふみ子は、もうすでにこの世にいません。

乳がんで亡くなりました。

それより少し前、

『乳房喪失』という作品で短歌の世界にデビューします。

といっても、

本人は当初、編集者が決めたこのタイトルに不満を持っていたそうです。

まぁ、そーでしょうねぇ。。。あたしもヤダ・・・(T_T)

でも、

この強烈なタイトルが中城ふみ子を注目させたのも事実。

編集者はこのタイトルで出すまでに、

しっかり中城ふみ子と信頼関係を強めていきました。

この本では、そういう手紙のやりとりも収められています。

それでは、

収録歌のご紹介★

・われに似たる一人の女不倫にて乳削ぎの刑に遭はざりすや古代に

・昼の陽に樹皮を氷らせ裸木らも堪へて立つゆゑ我は生きたし

・失ひしわれの乳房に似し丘あり冬は枯れたる花が飾らむ

・刺されたる痛みは熱く残るともかなしみはせじ棘なれど薔薇

・身に副(そ)へる何の悲哀か螺旋階段登りつめれば降りる外なし

いかがでしょうか。

今回は、解釈はやめておきます。

下手な解釈をするよりも、

一人の女性としてのウタとして

素直に鑑賞するのが最善だと思われるからです。

ご了承くださいませm(。-_-。)m

母は強し!度★★★★★(5つ星)

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『第二 折々のうた』 大岡信

こちら

こんちは☆

恒例のオリちゃんシリーズです(* ̄∇ ̄*)

いよいよ、オリちゃんシリーズカウントダウンも、第二と第一を残すのみ。。。

終わりが見えてくると、さみしくなりますねぇ。。。

ま、

それはそれとして、

さっそく収録歌のご紹介!

・蝶ひとつ人馬は消えてしまひけり

                                (高屋窓秋)

・偽(いつはり)のなき世なりせばいかばかり人の言の葉うれしからまし

                                (古今集・よみ人しらず)

・われを思ふ人をおもはぬむくいにやわが思ふ人の我をおもはぬ

                                (古今集・よみ人しらず)

・草枯(くさかれ)や海士(あま)が墓皆海に向く              

                                (石井露月)

いかがでしょうか?

では、解説です☆

一句目。

これは美しい!(。-_-。)ポッ

視点は一匹の蝶にのみ当てられ、

周りのものは消し去られています。

たぶん、背景も「白」といった無機物としてあるのでしょう。

俳句だからこそできる技です。三十一文字の短歌では不可能な表現でしょう。

二首目。

古今和歌集っていうのは、大きく分けると四季の歌と恋の歌とに分類されます。

(注:他にもありますが、ここでは割愛します)

で、

この歌は、「恋」に収録されています。

それをふまえた上で、もう一度この歌を読んでください。

~もし、ここが偽りのない世の中だったなら、

どんなに貴方の言葉がうれしいことでしょう~

もちろん、嘘偽りはこの世の常です。

ああ、かなしやかなし。。。

三首目。

これも恋の歌

そして、とってもわかりやすい歌。

あたしにも経験あります。

ああ、世の中の片思いというヤツは、

どうしてこんなにもうまくいかないのでしょう。。。(T_T)

四句目。

えー、皆さまにはどうってことない句ですが、

あたしはすごく共鳴しました。

と、いうのも、

あたしは漁師の子孫。

たぶん、何百年も代々同じ集落に住んでいます。

で、

あたしたちの集落の墓は、みーんな海のほう向いています。

あたしも、いつか海を見続けるお墓の中に入ります。

そー考えると、

美しい~!!(〃∇〃) てれっ☆

以上であります♪

次はいよいよ、オリちゃんシリーズ最終回!?度★★★★★(5つ星)

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『第三 折々のうた』 大岡信

こちら

恒例の「オリちゃん」シリーズです★

では、

さっそく、収録歌のご紹介!

・雪とけてくりくりしたる月夜かな

                                   (小林一茶)

・かくまでも黒くかなしき色やあるわが思ふひとの春のまなざし 

                                   (北原白秋)

・葉桜の中の無数の空さわぐ

                                   (篠原梵)

・君の瞳はつぶらにて/君の心は知りがたし。/

 君をはなれて唯ひとり/月夜の海に石を投ぐ。

                                   (佐藤春夫)

・羨(うら)やましやわが心 夜昼君に離れぬ

                                   (閑吟集)

いかがでしょうか?

では、

つづいて簡単に解説♪

一句目。

小林一茶って、ホント童心をもった俳人なんですね~。

おそらく、満月をうたったものでしょう。

なかなか、「くりくりしたる」という表現は出てきませんよ!天才だぁ~。

二首目。

気になったのでちょっと調べました。

ここの「かなしき」は漢字で書くと「愛しき」

つまり、「いとおしい」という意味です。

ちなみに、

じつは北原白秋、不倫で捕まったことがあるのです!

昔は不倫も犯罪だったんですよ~( ̄□ ̄;)

三句目。

葉桜の枝々の隙間には、空が見えますね。

この空が、風が吹くたびに「ざわざわざわざわ」騒ぐわけです。

音と映像とを見事に一体化させた秀句です♪

四詩目。

七五調の詩ですね。

7音5音の連続の調べが気持ちいいです。

日本人は、やはり七五調のリズムが好きなんだなぁ~(。-_-。)ポッ

五句目。

正確に言うと「句」ではないでしょうけど、

ま、簡単に言ってもい~じゃないか(* ̄∇ ̄*)

この『閑吟集』というのは、

室町時代当時の流行歌を本にまとめたものです

室町時代というと、

南北朝だー、戦国時代だー、なんて思うけど、

その一方で、人々はこんなウタを愛していたんですね♪

貴重な資料です★

オリちゃんシリーズ大好き!度★★★★★(5つ星)

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『昭和天皇の和歌』 田所泉

こちら

タイトルのとおりです。

昭和天皇が詠んだ歌を集めた一冊です。

昭和天皇は、いわば最後の「現人神(あらひとがみ)」

歌人としても、優れています。

日本の歴史とこれほどまでに密着し、

かつ、

個人ではなく国民を歌うという歌は、

もう現れることはないのではないかと、わたしは思います。

それでは、今回は年表とともに歌を紹介していくこととします。

1922 世の中もかくもあらまほしおだやかに朝日にほへる大海の原

1933 あめつちの神にぞいのる朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を

1946 ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ松ぞををしき人もかくあれ

1948 風さむき霜夜の月を見てぞ思ふかへらぬ人のいかにあるかと

1948 たゆまずもすすむがををし路をゆく牛のあゆみのおそくはあれども

1973 氷る広場すべる子供らのとばしたる風船はゆくそらのはるかに

1985 遠つおや(=遠つ祖:歴代天皇)の

    しろしめしたる大和路の歴史のしのびけふも旅ゆく

いかがでしょうか。

簡単に歴史を述べますと、

1925年-昭和元年

1931年-満州事変

1937年-日中戦争突入

1941年-太平洋戦争突入

1945年-終戦

という出来事が起こっています。

戦前戦後、昭和天皇が何を思い生きてきたか、

文学的価値以外にも歴史的価値の高い和歌群と言えるでしょう。

昭和天皇の歌は、”天皇”にふさわしい歌!度★★★★★(5つ星)

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『ヘブライ暦』 小島ゆかり

こちら

小島ゆかりさんは、短歌の世界ではけっこう知名度あります。

実際、うならせるウタが多いです。

彼女にあこがれる素人歌人さんもけっこういるのではないでしょうか。

では、

さっそく収録歌を紹介!

・落としてはならぬならぬとおもふゆゑまた落としたり卵をひとつ

・人の顔楯(たて)なして来るいつせいに横断歩道のむかうより来る

・この星は酸いか甘いか草蛍千(ち)たび生まれてなほ蛍なる

では、軽く解説?を。。。

一首目。

このウタ、そんなにうまくないなぁ、と思ってます。じつは(笑)

でも、まぁ、主婦的なウタということで♪

ちなみに、あたしは玉子焼きを焼くとき、

おわんの中に卵の殻を、三角コーナーに卵の中身を捨てて、

「あーっ!」と絶叫したことがあります(* ̄∇ ̄*)

二首目。

これはウマイ!

人の集団って、ときどき怖いですよね。その怖さを如実に語っています。

ところで、みなさんは中国映画見たことあります?歴史モノの。

中国の時代劇なんかでは、

横一列の歩兵が楯を持って、

ザッ、ザッ

って、じわじわと迫ってくるシーンがよくあります。怖いです。。。

三首目。

蛍が蛍に生まれ変わるかはわからないけど、

妙な説得力があります。

蛍は清流にしか住めない生き物。

その蛍に地球のことを尋ねています。

いまの地球、きれいかどうかと聞かれると、

うーん、蛍はなんて答えるのでしょうか・・・?

いかがでしょうか。

短歌は31音しかないけれど、

作者によっていかようにも表現できる詩形なのだなということを感じます。

容れ物によってかたちを変える水みたいなものでしょうか。

まだまだ、あたしは短歌に魅力を持っています。

実は、

手元のノートに歌集記録、まだまだストックあります!度★★★★★(5つ星)

♪♪♪追記♪♪♪

過去にも小島ゆかりさんの歌集を紹介してます(* ̄∇ ̄*)

こちら(06年9月21日を探してちょ!)

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『渾円球』 高野公彦

こちら

ひさびさの短歌ですね( ̄∇ ̄;)

ま、たまにはい~ではないか~♪

では、さっそく収録歌のご紹介★

・ぼうぼうと山鳩鳴いて晨(あさ)くらき都市の一角眸(め)をひらきをり

春は桜、夏はあさがほ、秋は萩、老(おい)とは花に寄りゆくこころ

・中年に春愁ありぬブランコのしたの地面のくぼみのやうな

では、感想です。

一首目。

歌としてのリズムは好き。でも、普段使わない漢字を使ってるのに、ちょっと辟易。

いや、わかるんですよ。

普段使わない漢字のほうが堅いイメージ・重厚なイメージを与えられることに。

でも、

偉そうにしてて、ちょっとヤダ(* ̄∇ ̄*)

二首目。

これは、うってかわって平易な単語を用いて親しみやすいですね。

老人でなくても、日本の四季に馴染んだものなら共感できる作品です。

三首目。

ブランコのしたのくぼ地。

これは年季が入った証拠です。

それを中年と照らし合わせているのが、なるほどとうならせます。

たしかに、そのくぼ地だけを観察すると・・・はかないネ~(T_T)

いかがでしたか?

今回は、

短歌とは「音」の文学か?「文字」の文学か?

と少し考えさせられました。

あたしとしては、

「音」を重視したいです。

難しい問題を難しい言葉で表現することだけが学問じゃない、

そう、頭の隅で考えているからです。

ま、

だからといって、全部ひらがなだと逆にむつかしくなるんですけどね~。

ほどほどがいいです(。-_-。)ポッ

関係ないけど、今日はマウスの調子が悪い!度★★★★★(5つ星)

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『短歌』2006年1月号 角川書店

こちら

はい、

「オリちゃん」同様、このブログでは何度も紹介している『短歌』です。

では、さっそく収録歌をご紹介♪

・東京にすずかけが散り銀杏が散りわれはしばらく黄葉(もみじ)の男

                                     (三枝耕昻之)

・午前零時すぎておぼろの月明かりひそかに昭和の塵捨てに行く

                                     (川口美根子)

・馬跳びの子らの遊びを見おろすに馬として待つ子の背の孤独

                                     (宮 柊二)

いかがでしょうか?

では、少々解説を。。。φ(.. ) カキカキ

一首目。

とくに解説の必要はないですね。

しいて言うなら、「黄葉=もみじ」でしょうか。

いまは、「紅葉=もみじ」が定番化していますが、

奈良時代では「黄葉」が主流でした。

この歌のカラーが「赤(紅)」ではなく、「黄」であることに、

どことなく「壮年~老年」の心を感じます。

二首目。

これ、

わかるようなわからないような・・・。

たぶん、これだけじゃわからないです^^;

じつは、

この歌は平成元年1月8日のことを詠んでいるのです。

つまり、前日のごみは、「昭和64年1月7日」

いくら昭和のものだからって、塵は塵。ごみはごみ。

時間に抗えない人間の日常を、たまたま特別の日だから、歌にしたってところでしょうか。

三首目。

馬跳び。

はたして、今の子はするのでしょうか?

そーいや、見たことがないかも・・・。

馬跳びの「馬」は、確かに孤独です。

動くこともできません。ただただ地面を見続け、友人が跳んでいくのを待つばかりです。

うーん、これも特に解説いらなかったなぁ^^;

以上であります(* ̄∇ ̄*)

ホントは自由に解釈できる歌が名歌なんだよ!度★★★★★(5つ星)

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『第四折々のうた』 大岡信

こちら

はい、恒例の「オリちゃん」です。

今回のオリちゃんは、

うーん、短歌では「これ!!」ってものがあまりありませんでした(T_T)

でも、

俳句と詩は秀逸ですよ。

・畑打つや土よろこんでくだけけり

                               (阿波野青畝:あわのせいほ)

・おもしろうてやがてかなしき鵜船かな

                               (松尾芭蕉)

・池水は濁りににごり藤なみの影もうつらず雨ふりしきる

                               (伊藤左千夫)

・犬も馬も夢を見るらしい

 動物たちの恐しい夢のなかに人間がいませんように

                               (川崎洋:かわさきひろし)

一番目。

春の俳句ですね。

新しい生命の季節。その大地は、人間の営みをよろこんでいるようです。

まさに、「母なる大地」と讃えるにふさわしい一句です♪

二番目。

松尾芭蕉といえば俳句。俳句といえば松尾芭蕉

といってもいいくらい芭蕉と俳句は密着してますね。

そして、この一句。

やはり芭蕉はスゴイ!とうならせる作品です。

観光地名物、鵜飼。

さいしょは、ものめずらしさから面白いと感じるのでしょうが、

芭蕉は時間が経つにつれ、鵜の姿に目を留めます。

せっかく食べた鵜を、

鵜匠によってすぐさまに吐き出される一連の動作。

かなしーわ・・・(T_T)

三番目。

イメージしてください。

藤の花々が垂れています。

そのなかで、少し暗く、雨が降りしきっているのです。

この風景に、人物の匂いはしません。

おそらく、作者一人が、傘さして雨に濡れているのでしょう。

でも、この雨によって、藤の花に感情が生まれます。

これが、ウタの醍醐味なのです。

四番目。

ひさびさの詩の紹介♪

動物にとって、人間はどう映るのでしょう?

で、夢の中で、人間はどういうふうに登場するのでしょう?

この詩でおもしろいのは、

「夢の中に恐ろしい人間がいませんように」ではなく、

「恐ろしい夢の中に人間がいませんように」という点です。

これはね、

解説しますと、

「人間→そのなかには悪い人間もいる」ではなく、

「人間→全員悪いやつ」

という表現です。

じつは、結構怖い詩なのね~( ̄□ ̄;)

日本語の限界に挑んだ文学といえるでしょう。

いつか、

俳句もちょびっとかじりたいと感じるつたまるなのでありました(* ̄∇ ̄*)

いまの「つたまる俳句」は、オハズカシーネー!度★★★★★(5つ星)

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『短歌』2006年9月号 角川書店

こちら

なんで、時期はずれな9月号を紹介するのか?

だって、図書館で借りてきたんだもーん!(* ̄∇ ̄*)

(買うお金はないのでつ♪)

では、さっそく収録歌のご紹介!

・目玉だけとなりし夜(よ)の猫ちかづくをわれは足音たてず歩めり

                                  (前川佐重郎)

・人はみなおのれにふさふなにがしの風を曳(ひ)きつつ擦(す)れ違ふらむ

                                  (稲葉京子)

・砂山の砂に腹這(はらば)ひ初恋のいたみを遠くおもひ出づる日

                                  (石川啄木)

・(裏切りと呼んでいいのか?)あづさゆみ春あでやかに君が壊れる

                                  (高島裕)

・夕暮れと最後に置けばとりあえず短歌みたいに見えて夕暮れ

                                  (松木秀)

いかがでしょうか?

では、解説というか、感想φ(.. ) カキカキ

一首目。

真っ暗闇の中で、猫を見たことありますか?うちは猫を飼ってたんでありますよ★

でも、この歌は外のようですね。たぶん、猫はノラちゃんでしょう。

家だったら、お互い警戒しなくていいんですもん♪

灯りつければ~ってカンジ(。-_-。)ポッ←ちょっと若者ぶってみた^^

そう、

先に述べましたが、この歌には警戒心があります。

猫の警戒心と、作者の警戒心と。

「猫ごとき」とあなどるなかれ!

「目玉だけとなった猫」は、その表現から言っても不気味です。

その目玉が近づいてくる・・・こわいですねー(T_T)

たぶん、音を立てて逃げれば、目玉は襲い掛かってくるでしょう。

そんな緊迫感のある歌です。

二首目。

あたしはときどき考えることがあります。

いま擦れ違った人にも人生があるの?って。

あるんですっ!!←川平慈英風

あたしにとっては、もう2度と会わない、

まるであたしの人生のエキストラみたいな人でも、

人生はあるのです。むろん、その逆もしかり。

そう考えると、人生って不思議ですね♪

(「ふさふ」は「ふさわしい」の動詞化じゃないかな?)

三首目。

石川啄木の歌は三行書きじゃないとイカン!!

って怒らないでくださいませ~(m~ー~)m

しかし、啄木の歌って、すっと心に入りますよね。すごい。

もー、解説の必要なし♪

ラクだ~ヾ(>▽<)ゞ

あ、ちなみに、つたまるの新作和歌もこの歌と同じような仕上がりですね!

(* ̄∇ ̄*)

全然意識して作ってないですよ、たまたまです♪

つたまる和歌集←クリック。「沈めた恋」)

四首目。

こういう短歌って、見たことあります?

じつは、最近はこういう記号書きってけっこうあるんです。

わざとひらがなでかく。ワザトカタカナデカク。

だったら、アルファベットだって、記号だって、いーではないか!っていう表現方法です。

でも、あたしはそんなに好きじゃない。視覚だけで勝負するのは、ちょっと違う気がします。

ま、それはともかく。

「あずさゆみ」っていうのは「春」の枕詞です。

「あでやかに君が壊れる」っていうのは、思った以上にキレイになったってことなんでしょうね。

イメージとしては、さなぎからの羽化。

いままでの幼さをこわして、きれいになったんでしょう。

化粧は、こわい。

ラスト、五首目。

これは狂歌的作品ですね♪

「夕暮れ」と言えば、誰でも知ってる枕草子「秋は夕暮れ」

そのほかに、ちゃんと和歌に残ってるのです。

専門的には「三夕(さんせき)の歌」って言うんですけどね、

・さびしさはその色としもなかりけりまき立つ山の秋の夕暮れ   寂蓮法師

・心なき身にもあはれは知られけり鴫たつ沢の秋の夕暮れ    西行法師

・見わたせば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕暮れ   藤原定家朝臣

すっごいすっごい名歌なのです(くわしくは、ネットで調べてみよう)

だから、それに便乗したんですね。作者は。

とりあえず「夕暮れ」で終わらせたら、短歌っぽくなるだろう(* ̄∇ ̄*)

って。

あ、オマケです。

関係ないけど、もうひとつ短歌っぽくなる有名な語句があるんです。

それは・・・じゃん!

「それにつけても金の欲しさよ」

たとえば、いま、あたしが即興でつくりました。

   いまはもう2時だ眠たい それにつけても金のほしさよ

うふ♪もう一首。

   古池やかはず飛び込む水の音 それにつけても金のほしさよ

えへへ♪

   柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺 それにつけても金のほしさよ

おおっ!最後の歌はいいですねぇ!!

「鐘」「金」がマッチングしてます!(〃∇〃) てれっ☆

てな具合で~す♪♪♪

以上。

この『短歌』という雑誌、ウチの図書館では人気です!度★★★★★(5つ星)

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『寺山修司コレクション①』 思潮社

こちら

寺山修司。

知ってる人もいるでしょう。いろんな才能をもったコトバのダンディ。

そのなかで、今回は短歌にのみ、注目してみました。

・海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり

・マッチ擦(す)るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや

・わが撃ちし鳥は拾わで帰るなりもはや飛ばざるものは妬まぬ

・生命線ひそかに変へむためにわが抽出(ひきだ)しにある一本の釘

・人生はただ一問の質問にすぎぬと書けば二月のかもめ

いかがでしょうか?

早速、解説していきます★

一首目。

これ、高校時代の作品だそうです(」°ロ°)」ナント

なんと大人びた、そしてドラマティックな仕上がり!

ウタそのものの解説は不要でしょう。イメージしてください♪

二首目。

これは、彼の代表作。

「マッチ擦る」という表現が彼をたちまちにシブイ大人にします。

目の前には、海。

波止場でしょうか?と、いうことは、

トレンチコートなんかも羽織ってるんでしょうか?

オトコは背中でものを言うといいますが、まさにそれでしょう。

オトコは、タバコに火をつけ、「身捨つるほどの祖国はありや」と自問自答し、

自分に酔っているのです。

それがニヒリズムというものでしょうか・・・。

三首目。

何のために鳥を撃ったかといえば、当然当初の目的は「食用」でしょう。

だけど、獲物の鳥が死んだ瞬間、

彼のなかで鳥の魅力が消え失せるのです。

いや、鳥が死んだからこそ気付くのです。

自分は鳥に嫉妬していたと。

それに気付かされたとき、もう死んだ鳥は無用です。

彼にとっての鳥とは、

鳥の定義とは、「飛ぶもの」それに尽きたのではないでしょうか?

彼がその後、ふたたび鳥を撃ったかどうか、

それは、さあ、想像してみてください。

四首目。

これも、ある意味ニヒリズム。超越的な神を信じない行為でしょう。

あ、ニヒリズムって、辞書によれば、

   本当に信頼できる真理や価値などは、何もないとする考え方。虚無主義。

                          (現代国語例解辞典 小学館)

だ、そーですφ(.. ) カキカキ

でも!

それでも、どこかで生命線というものに頼っている、

その証拠の一本の釘。

そこに注目してみてください。

自分の手のひらを傷つけるつけないの前に、

彼は自分の心の中で無意識のうちに葛藤しているのです。

五首目。

ふぅ。

ラストですね♪

(あわてない、あわてない、ひとやすみ、ひとやすみ~)

文字通りウタを追っていけば、

四句目と結句でつながりの断絶が起こることでしょう。

だったら、つなげちゃえば!?(* ̄∇ ̄*)

って、ことで、つなげて考えます★

ま、簡単に書きます。

「人生はただ一問の質問にすぎぬ」と書いたら、それが二月のかもめとなった

つまり、文字がかもめに変化したのです。

さらに突っ込めば、このなんか小難しい哲学的文章が、

かもめとなって空を舞ったのです。

すなわち、

そんなこと考えること自体が愚問。

「人生はあーだこーだ」と考えたって考えなくたって、

かもめは飛べます。飛んでいます。

答えは、自然摂理の中にあり、ってことでしょう。

以上は、すべてつたまる説です。

いま、直感で書いたので、通説と違うかもしれません。

でも、あたしはそれが出発点だと思います。

理科の実験でもやったじゃないですか。

「仮説」→「実験」→「結果」って。

とりあえず、これはあたしの仮説です。

みなさんも、ぜひ思い思いの仮説を立ててくださいませ♪

では~(^^)/~~~

だから、あたしの文章を信じないでね!度★★★★★(5つ星)

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『短歌』2006年10月号 角川書店

こちら

街の図書館には、短歌雑誌が1種類しかありません。

2~3種類あれば嬉しいのですが~(T_T)

で、

その雑誌の最新号が貸し出し中のたびに思うのです。

「けっこう、好きな人おおいのねぇ~(。-_-。)ポッ」

と。。。

あたしにとって、短歌とは、

うーん、「あたしをなぐさめるもの」でしょうか。

誰よりも、あたしの心をわかってくれるのが「つたまる詞集」。

だから、ますます依存してしまうあたしの心。

な~んてね♪(* ̄∇ ̄*)

では、収録歌のご紹介☆

・地下鉄の向かひの席のきみの背を景色が流る時の速さに

                                 (沢田英史)

・いつだってにんげんに戻れるという顔で電柱の端に烏(からす)はいたり

                                 (永田和宏)

・一輪が一輪と遭ふおどろきに満ちて今年の向日葵(ひまわり)ひらく

                                 (林 和清)

いかがでしょうか?

一首目。

まるで映画のワンシーンですね^^

いつも同じ電車に乗る名前も知らない女子高生に、

いつしか恋をしてしまった男子高生をイメージしてしまいました

(。-_-。)ポッ

しかも!

顔を見ていたいから、わざわざ向かいの席に座るにくいヤツ!

若いなぁ、純粋だなぁ。。。(〃∇〃) てれっ☆

二首目。

カラスって、なんであんなに賢いんでしょう?

このまえNHKでやってましたけど、公園の水道の蛇口、

あれを

くちばしでひねって水を飲むカラスなんてものも

います。

(でも、そのカラスは飲み終わった後、水出しっぱなしで飛んでいくので、

その公園は水道の蛇口のデザインが変わりました・・・)

さてさて、そんなカラスが人間の生まれ変わりだとしたら、、、ナットク!!

たしかに、そんな気がしてきた!!新たなる発見の一首です。

三首目。

ひまわり畑、って見たことあります?

あたしはVTRでしかないんですが、圧巻ですよね~♪

ひまわり自身も驚いてるかも~。

「なんじゃこりゃー!!( ̄□ ̄;)」って・・・。

ん?

でも、ひまわりが向かい合うことってあるのかな?

もしかしたら、ひょっとしたら、「一輪が」の一輪って、太陽のこと??

いやいや、やっぱりひまわり同士でしょう。でもないと、広大なひまわり畑がイメージできません。

このウタには、大きなひまわりに適した、広い土壌が必要と思います。

だから、あたしのイメージは、

ひ・ま・わ・り・ば・た・け!(* ̄∇ ̄*)

10月号掲載ってことは、締め切りは8月なんだろうね!度★★★★★(5つ星)

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『第5 折々のうた』 大岡信

こちら

はい!

恒例の「オリちゃん(折々)」です♪

オリちゃんは、

筆者の大岡信さんが「これいい!」と思った歌を1日1個、

1年分選んだ本です。

あたしは、さらにその中から「コレイイネ!」と思った歌を厳選します(。-_-。)ポッ

では、早速収録歌をご紹介!

・君が目を見まく欲(ほ)りしてこの二夜千歳(ちとせ)の如く吾は恋ふるかも

                               (柿本人麻呂歌集)

・鼻の穴涼しく睡(ねむ)る女かな

                               (日野草城:ひのしょうじょう)

・夏の海水兵ひとり紛失す

                               (渡辺白泉:わたなべはくせん)

・夢の逢(あひ)は苦しかりけり覚(おどろ)きてかき探れども手にも触れねば

                               (大伴家持)

・ひぐらしの一つが啼(な)けば二つ啼き山みな声となりて明けゆく

                               (四賀光子:しがみつこ)

・雪山の道おのずからあはれなり猪(しし)は猪の道杣(そま=木こり)は杣の道

                               (穂積忠:ほづみきよし)

いかがでしょうか?(* ̄∇ ̄*)

簡単に解説します♪

一首目は、恋の歌。

君に逢いたくて逢いたくて恋しくて恋しくて、

君に逢えないこの二夜が千年のように感じたよ。

というような内容です。

ちなみに、「柿本人麻呂歌集」は作者が人麻呂とは限りません。

大半が作者未詳です。

あしからず~^^;

2句目。

これはイイですね!(〃∇〃) てれっ☆

面白くもあり、ちょびっとセクシー(。-_-。)ポッ

たとえば、眠るのがオトコだったら・・・

キモチワルイです・・・( ̄□ ̄;)ガーン

3句目。

渡辺白泉さんは、戦争の俳句が得意です。

代表作に、「戦争が廊下の奥に立ってゐた」があります。

今回も、水兵がただの「駒」のごとく表されています。

イラク戦争は、さらに米軍投資だそうですね。やっぱり、兵士は駒扱いです。。。

4首目。

万葉集のウタです。

とくに解説はいらないですね。今でも通じます。

ちなみに、「おどろく=目が覚める」ですから。ご注~意~φ(.. ) カキカキ

5首目。

これも明快。

ただし、聴覚が優れてないとこんな歌は出来ません。

目で見えるものに固執しなくなったとき、このような歌が出来るのです^^

6首目。

平凡なウタです・・・。

何でここに載せたかというと、

ハイ、ソノトーリ★

今年が亥年だからです(。-_-。)ポッ

とりあえず、「そま=木こり」だということが勉強になりますね♪(」°ロ°)」ナント

ふぅっ!

ひさびさに丁寧に解説してみました!

コレでお役に立てればうれしいです(* ̄∇ ̄*)

では、今後もヨロシクね~ヾ(>▽<)ゞ ♪

コメントが入ると小躍りします!度★★★★★(5つ星)

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『愛の詩集』 室生犀星

こちら

「ふるさとは遠きにありておもふもの」

で有名な詩人・室生犀星の詩集です。

今日は、その序詩をご紹介☆

  自分は愛のあるところを目ざして行くだろう

  悩まされ駆り立てられても

  やはりその永久を指して進むだらう

  愛と土とを踏むことは喜しい

  愛のあるところに

  昨日のごとく正しく私は歩むだらう

いかがでしょうか?

「愛のあるところ」

きっと、そこは必ず存在するのでしょう。

見えなくても、きっと存在するのでしょう。

人は、そうして生きていくのでしょう。

いま、教科書の詩人を改めて読むのも教養!度★★★★★(5つ星)

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『第六 折々のうた』 大岡信

こちら

ずっと前に読んだ本です^^;

仕事が忙しくて、ちょっと更新サボってました。言い訳ですね・・・。

では、

さっそく収録歌をご紹介♪

・紅梅や枝枝は空奪いあひ

                             (鷹羽狩行:たかはしゅぎょう)

・囀(さえず)りをこぼさじと抱く大樹かな

                             (星野立子)

・藤の花今をさかりと咲きつれど船いそがれて見返りもせず

                             (坂本竜馬)

・瓶にさす藤の花ぶさみじかければたゝみの上にとゞかざりけり

                             (正岡子規)

・盛砂(もりすな)を人のたまたま崩すとき内部濡れゐる暗さを見たり

                             (遠山光栄:とおやまみつえ)

オリちゃん第六は、有名人の歌が多かったですよ~。

足利尊氏の歌もありました!(ここではカット^^;)

ここで紹介した1句目と2句目の対比、おもしろいですね。

1句目の枝は、子供・青年の若々しさが勢い良く描かれており、

2句目の木は、母親のような存在になっています。

3首目。あの坂本竜馬です!歌も歌うんですね。

坂本竜馬が幕末忙しく日本全国動き回った姿が目に浮かぶようです(◎o◎)

4首目は、国語の教科書にもよく載る歌です。

この歌のすごいところは、何もない「空間」を歌っていること。

藤の花と畳の上との間の空間が、じつは隠れた主題なのです。

正岡子規、おそるべし~!

最後の歌は、比喩めいてますね。

盛り砂・・・たとえば、うーん、東アジアの某国でもいいです。

外見はきれいでも、その外観を崩してみると暗~いモノが見えてくるんですね・・・。

深い歌です。。。

いかがでしたか?

じつは、けっこうストックたまってます。

ちゃんと本読んでますから~。

次回もよろしくお願いしまーす(〃∇〃) てれっ☆

このブログで、

少しでも短歌俳句に関心持ってくださったら本望です!度★★★★★(5つ星)

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『海道』 中西輝磨

こちら

ひさびさに短歌集を紹介してるような・・・。

ごめんちゃいね~m(。-_-。)m

さて、今回の歌人は中西さん。

下関在住だったかな?

だから、同郷の歌人として、あたしも親しみこめています。

では、さっそく収録歌を紹介♪

・玉葱を包む茶の皮剥(む)き たれば白きたましひ現はれにけり

・ひたすらに落穂ついばむ雀らを烏(からす)見てをり風に吹かれて

・したたれる岩の清水を手に受けて山の一つの音をいただく

どこにでもあるような風景を、見事に31音にまとめているなぁ、と感じます。

最後の歌は、山頭火チックですね^^

和歌短歌というものは、心で感じればそれでいいのです(* ̄∇ ̄*)

「~だから、いい」という感想でも、「よくはわからないけど、なんか好き」でも、

間違いではないのです♪

遠くから中西さんを見たことはあります!度★★★★★(5つ星)

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『現代秀歌百人一首』 篠弘/馬場あき子

こちら

えー、

簡単に言いますと、現代の短歌の百人一首でございます。

だから、小倉百人一首よりも意味内容もわかりやすいと思います。

では、早速、収録歌をご紹介!

・山の上にたてて久し吾もまた一本の木の心地するかも

                              (佐々木信綱)

・雲よむかし初めてこゝの野に立ちて草刈りし人にかくも照りしか

                              (窪田空穂)

・あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ

                              (小野茂樹)

・年代記に死ぬるほどの恋ひとつありその周辺はわづか明るし

                              (上田三四二)

・陶工もかたらずわれも語らざり ろくろに壺はたちあがりゆく

                              (玉井清弘)

いかがでしょうか?

このほかにもさまざまな名歌が収められております。

あたしも、もっともっと精進しなければ!

つたまる和歌集もよろしくね!度★★★★★(5つ星)

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『綺羅』 栗木京子

こちら

栗木京子さん。

けっこう好きな歌人です(。-_-。)ポッ

代表歌は、これですね。

 観覧車回れよ回れ

     思ひ出は君には一日(ひとひ)我には一世(ひとよ)

こんな歌、あたしも詠めたら、、、としょっちゅう思います^^;

では、

今回の収録歌のご紹介♪

・爪の上に天道虫をとまらせて少年のゆび夏の弧となる

・海に向き声の限りに夏を呼ぶ風に漉(す)かれて紙となるまで

・十月の跳び箱すがし走り来て少年少女ぱっと脚ひらく

・小学五年理科の教科書おもしろし日向にひろげ猫と見てをり

いやー、

若いっ!

若々しいうただなぁ、とホント思います。

しかし、若々しさの中に、時間の一瞬を見事なまでに閉じ込めています。

うーん、文句なしにすばらしい。。。

ただただ、脱帽です。

わたしは、もっと励むべし!度★★★★★(5つ星)

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『第七 折々のうた』 大岡信

こちら

はい、今日も「オリちゃん」の紹介です。

今日は面白い歌も取り上げてみたので、ヨロシクNE★

では、

さっそく収録歌をご紹介!

・泡のびて一動きしぬ薄氷

                             (高野素十:たかのすじゅう)

・山々の一度に笑ふ 雪解けにそこは沓沓(くつくつ)ここは下駄下駄

                             (山東京伝:さんとうきょうでん)

・月見酒 下戸と上戸の顔見れば赤坂もあり青山もあり

                             (唐衣橘州:からころもきっしゅう)

・いつもだと二言、三言私語を交わす君がいないのは 今日は君の葬式だからだ

                             (市来勉:いちきつとむ)

・いざさらば雪見にころぶ所まで

                             (松尾芭蕉)

いかがでしょうか?

クスって笑う歌が多いでしょう?(* ̄∇ ̄*)

一応、解説しますね♪

2首目~。

これは履物と笑い声をかけてます。

「クツクツ」笑う、「ゲタゲタ」笑ってるのです^^

もちろん、雪解けに残る「沓=靴」と「下駄」の映像もイメージしてくださいね^^

3首目~。

これは東京での飲み会(といっても江戸時代)です。

酒を飲んでるヤツの顔を見れば、おおこいつは青山(地名)だ、うむこいつは赤坂(地名)だ、って歌ってるのです。

ホントに青山在住が青い顔になって、

赤坂在住が赤くなっているのかもね(* ̄m ̄) ププッ

あと、わたしは4首目も好きです。

57577と思いきや、最後の最後で大きく7音を外れます。

その意外性が、突然友を失った作者の気持ちを表しています。

最後の松尾芭蕉は、

あー、なるほどね~^^ってかんじ♪

あ、

最初の句は、映像的に好きです★

もう、そういう季節なんだね~。

どう?今回は面白かったでしょ?!度★★★★★(5つ星)

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『夕駅』 道浦母都子

こちら

今日は前説なくてスミマセン(調べる時間がなかった)(==;)

さっそく、収録歌をご紹介★

・愛しては人を追いつめたりしこと野火(のび)のごとしも夏の終わりの

・花殻(はながら)の一つとなりて靴底にひとつ転がる蜂のむくろよ

・新しきアドレス帳に書き写すことなき幾人(ひと)のなかに・・・・・・かの人

・だらしなく涙は出でて人前に銀の雫(しずく)をこぼしておりぬ

いかがでしょうか。

歌を見ると、恋愛に関しては心の奥に秘める作品が多いように感じますね。

でも、そのなかに、

「あ~、あるある」なんて共感があったり。

歌人としては、道浦さんは有名人です。

あたしもまだまだ、道浦さんの歌集を読んでいきます^^

直感的に好きな歌を紹介しました!度★★★★★(5つ星)

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『第八 折々のうた』 大岡信

こちら

あ~ら~、

気がついたら「オリちゃん(折々のうた)」って、10月3日以来なんですね~★

最近毎日更新やめたからね~。

もうすでに、「第6オリちゃん」まで読んでるんだけどね~

(注:カウントダウンで、新しい本から読んでいます)

では、さっそく、収録歌のご紹介!

・花は散りその色となくながむればむなしき空にはるさめぞ降る

                                  (式子内親王)

・地球の上に立って/地球のことを考えた/たまたま暗夜だったので/真黒い地球だった

                                  (壺井繁治:つぼいしげじ)

・葉をむけば汗かいてをり柏餅

                                  (亀井新一)

・青梅や徒党を組むごと笊(ざる)にあり

                                  (原コウ子)

・うつくしや障子の穴の天の川

                                  (小林一茶)

いかがでしょうか?

今回の「第8オリちゃん」は、俳句が良かったです♪

それと、壺井さんの詩が気に入りました(〃∇〃) てれっ☆

みなさんの感想も、ぜひお聞かせくださいませ~★

オリちゃんは、いろんなウタが読めるから好き!度★★★★★(5つ星)

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『近藤芳美集第1巻』 近藤芳美

こちら

短歌界での重鎮です☆

残念ながら、今年亡くなられました。ちなみに、男性です^^;

では、さっそく収録歌のご紹介♪

・支那事変ひろがり行くときものかげの遊びの如き恋愛はしつ

・薔薇の門は荒るるがままに荒れてああ動くものなき明るさよ

・漠然と恐怖の彼方にあるものを或いは素直に未来とも言ふ

・窓の外は降ることもなき重きくもり爪のびて又人に会はむとす

・単音に弾き居しピアノ音止みて冴えざえとひとる灯(ともし)あかるむ

・ただひとり吾の一生(ひとよ)を知れるもの寂しきまでに吾は名を呼ぶ

いつもより多く紹介しました^^

ちなみに、支那事変とありますが、もちろん近藤氏は戦前の人。

上海に出兵経験も持っています。

昭和は、すでに歴史になりつつあります。

ですが、その歴史の影に、

このような時間をすごす市民がいたことをわれわれは忘れてはならないと思います。

ホントに、この人の歌はすごいんだって!度★★★★★(5つ星)

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『プーさんの鼻』 俵万智

こちら

俵万智さんの最新歌集です。

もう、俵さんはお母さんです

この歌集は、それを踏まえて読んでください♪

では、

さっそく、収録歌をご紹介。

・熊のように眠れそうだよ母さんはおまえに会える次の春まで

・バンザイの姿勢で眠りいる吾子よ そうだバンザイ生まれてバンザイ

・子を真似て私も本を噛んでみる確かに本の味がするなり

・一、二、三、四秒立った 五、六、七、八秒立った昨日今日明日

いやー、

お母さんですねぇ(* ̄∇ ̄*)

俵短歌は、けっこう恋愛とか不倫とかが多いけど、

しっかりお母さんですねぇ・・・♪

お母さんの愛情があふれています^^

バンザイの歌が好きだなぁ!度★★★★★(5つ星)

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『鳥彦』 今野寿美

こちら

こちらもちょっと不定期更新になるかもです。

なるべく定期的に更新で切るように努めますね^^

では、早速掲載歌をご紹介♪

・時間がない時間がないと生きてゐる不思議ただよふひさかたの雲

・青鷺(あおさぎ)はくらき風姿をくぐめつつつひに動かず吾は去りがたし

・東京もにはかに暗む天(そら)もてば予告一滴額にいただく

・歌のため恋せよと言ふその声に然り然りとリンゴを割いて

うーん、重量感ある歌ですね。

かなり暗い・・・。

でも、歌って、暗い方が「スーっ」と心にしみこみやすい時があります。

それにしても。。。

青鷺って、皆さん見たことあります??

あたしは、家の前の川に青鷺生息してるんでしょっちゅう見かけます。

決して明るいとは言いがたい姿なんですね。

でかいし・・・(==;

「わかるわかる」と思いながら、読んでました^^

ひさびさに短歌集のご紹介?!度★★★★★(5つ星)

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『門波(となみ)』 中西輝磨

こちら

山口県は下関の中西さんの歌集です。

同郷というところに、やはり親しみがわきます。

それでは、収録歌のご紹介(^―^) 

・吊革の手錠めく輪をにぎりしめ人ら揺らるる夕べのバスに

・稔(みの)りたる棚田の稲を秋風は田ごと束ねて吹きわたりゆく

・吹く風に散る桜花これの世の思ひ断つべし思ひきり散る

短歌のテクニックとして、

大きい情景から小さい情景へとクローズアップされる技はありますが、

大きいものを大きいままに、それこそ「束ねて」歌にするというのは、

なかなかないかもしれません(あたしの勉強不足もあります)。

普通の人がそれをすると、全体がボケてしまう可能性がありますが、

中西さんは、なかなか(シャレ?)やりますね♪

きょうも勉強になりましたφ(..)カキカキ

地元にもすごい人いるんだね!度★★★★★(5つ星)

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『若月祭(みかづきさい)』 梅内美華子

こちら

今回のリンクはウィキペディアでごめんなさーいm(。-_-。)m

詳細にあるように、第一回現代短歌新人賞受賞歌人です。

では、さっそく、収録歌をご紹介☆

・ひとすじのブーメランなるつばめゆく黒きひとすじに見失う空

・他人(ひと)の手に髪洗われて揺れているわたしの知らない頭のかたち

・白き犬一心不乱に土掘りて首の太さの穴となりけり

・すっからかんすっからかんと下りてゆく缶追いかけて冬の石段

いかがでしょうか?

わたしは第1首目が好きですね(。-_-。)ポッ

ツバメをじっと見ていたら、空が見えなくなってしまったという梅内さん。

ほぇーーー、勉強になります!

と、思ってしまいましたφ(..)カキカキ

歌をつくるときは、

何でもかんでも入れ込めばよい、というわけではないのが厄介です。

まぁ、作文も同じなんですけどね。

とにかく、主題を見つける。

主題を見つけて、それを際立たせる要素を発掘する、

うーん、

発掘・・・。

わたしは人間だから、手の届くところまで穴は掘れるかな?

これからは、手が届く範囲を広げられるかが、わたしの課題です!

犬のウタに寄せてオチをつけました!度★★★★★(5つ星)

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『青春俳句講座 初桜』 水原佐保

こちら

タイトルに「青春俳句講座」とあるように、

物語の進行に合わせて、

俳句のお師匠さん(イケメンらしい)が、

俳句の指導をしてくれます。

全体的に、

まーったりしてます。

うーーーん、

高校卒業と同時に句集を出すという女子高生の夢は、

現代的なのかな?

最近、文学賞も低年齢化してますから。

しかしまぁ、

まーたりとしてます。。。

俳句って、実は奥が深いからね。

懇切丁寧に、しかも物語の進行と同時に、というと

こんなになっちゃうんでしょうね。

終わったら、俳句詠みたくなるかも!度★★☆(2つ星半)

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『短歌 平成18年4月号』 角川書店

こちら

はい!

いろんな歌人の作品が楽しめる雑誌、またまた登場です☆

では、恒例の収録歌ご紹介φ(..)カキカキ

・人の家に近づきざりし性(さが)ゆゑにいのち短く果てし野良猫

                                (北沢郁子)

・愛は既に終はりにけるかふたたびを始まりけるか遠山匂ふ

                                (水原紫苑)

・ザックリと切ったグレープフルーツの飛沫(しぶき)のように恋が始まる

                                (朝山ひで子)

・これの世に飲む水の量思ひをり蛇口につめたき水を受けつつ

                                (熊岡悠子)

・お探しの<自分>とやらはほれそこに網にからまりひらひらひらの

                                (森本平

今回は、女性の歌の紹介が多いですね(〃∇〃) てれっ☆

歌を詠むっていう行為は、

よく、対象物にココロを投影して表されます。

ですんで、

投影物が斬新だと、

けっこう注目を浴びる歌が出来上がります♪

たとえば、

「ザックリと~」の歌のグレープフルーツが、いい味出してますよね(^―^)

というわけで、

あたしも、

いろんな対象物を歌に練りこめるように修行いたします!!

もっと他の雑誌も読みたいけど、

図書館にはコレしかないのよ!度★★★★★(5つ星)

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『第九 折々の歌』 大岡信

こちら

はい、恒例のオリちゃんの紹介です♪

では、さっそく収録歌をどーぞ(^―^) 

・若者は語彙すくなくて刺(とげ)なせる物言ひをする淋しきまでに

                                     (篠 弘)

・逝く水の流れの底の美しき小石に似たる思ひ出もあり

                                     (湯川秀樹)

・百合咲くや汗もこぼさぬ身だしなみ

                                     (有井諸九)

・地にわが影空に愁(うれひ)の雲のかげ鳩よいづこへ秋の日往(い)ぬる

                                     (山川登美子)

・傷つかば血を噴き流さむ生きものの鴉(からす)と我と雪の中ゆく

                                     (若山喜志子)

今回も、個性的なうたが並んでいます。

作者も様々!

なんとノーベル賞の湯川秀樹博士もご登場!!(」゜ロ゜)」 ナント

「美しき小石に似たる思ひ出」。。。いったいどんな思い出なんでしょうか?恋??

その他、篠弘さんの歌はかなり考えさせられます。

言葉に貧しいと、表現方法も画一的になり、

自身も、集団の没個性に身をおきながら、

自分自身を表現できない淋しさに囚われます。

わたしは、改めて、

歌を楽しむことで語彙・表現を学ぼうと実感しました。

第九オリちゃんは、その他いい歌がいっぱいあったよ!度★★★★★(5つ星)

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『短歌 平成18年7月号』 角川書店

こちら

短歌をする人にとっては、けっこう有名な月刊誌です。

ええ、短歌にも「雑誌」があるんですよぉ。驚いた!?

有名な歌人の歌も掲載するし、読者の投稿歌も採用掲載いたします。

わたしはお金がないので投稿してません(雑誌買うお金がないので、図書館・・・)。

では、さっそく収録歌をご紹介♪

・紅葉して散りゆく予感におののきて震える五月の若葉なるべし

                                  (三井修)

・数知れぬ白き鱗と見えながらさくら張り付けり雨後の舗道に

                                  (杜澤光一郎)

・ゆく雲に雲の声なしゆく水に水のこゑなし秋きたるらし

                                  (田波御白)

・ブログとは紙も硯も使わない平成の世の枕草子

                                  (金田真奈実)

・ちょっとした幸福感を感じてる洗濯物の乾き具合に

                                  (柴田久美子)

いかがでしょうか?

お気に入りの歌は見つかりましたでしょうか(^―^)??

わたしは、「紅葉して~」も「数知れぬ~」も情景が浮かんできて好きなのですが、

それ以上に、

やはり「ブログとは~」の斬新な発想と発見に感銘いたしました。

たしかに、

ブログは平成の枕草子ですね。

短歌というのは、こういう発見をみんなに伝えられる短詩でもあるのです♪

はたして、

後世、国語・歴史の教科書に載るようなブログが登場するのでしょうか!?度★★★★★(5つ星)

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『みだれ髪』 与謝野晶子

こちら

はい、出ました!

国語でも、日本史のなかでも、出てくる作品ですね。

では、さっそく収録歌をご紹介!

・やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君

・水に飢ゑて森をさまよふ小羊のそのまなざしに似たらずや君

・わが歌に瞳のいろをうるませしその君去りて十日たちにけり

・夕ふるはなさけの雨よ旅の君ちか道とはで宿とりたまへ

・いさめますか道ときますかさとしますか宿世のよそに血を召しませな

けっこう、大人の愛の歌です。

解説等見ていると、与謝野晶子は三角関係だったらしくって。。。

でも、その恋敵も、女友達で。

結果的には、その友は親が決めた相手と結婚するのですが、

明治の時代で、こういう愛の人間関係を歌にした与謝野晶子は、

まさに文学の開放を求めたのではないでしょうか。

歌から推測するに、与謝野晶子は、けっこう強い女性だったのかも!?

現代にも通づるものがあります。図書館にGO!度★★★★★(5つ星)

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『エトピリカ』 小島ゆかり

こちら

本の画像がなくてスミマセンm(。-_-。)m

ですんで、今回は小島ゆかりさんの横顔にリンクいたしました!?

では、さっそく収録歌のご紹介!

・ハイウェイの左右に街は見えながら時間はつねに真後ろへ過ぐ

・もの言はぬわが眼のなかのどしゃぶりを君は見るなり眼を見る君は

・霜月の肉屋の前をゆく猫の尻尾スラリとあをぞらへ立つ

・税務署の窓にもえぎの早春の雲を見えてをり 雲はいいなぁ

小島さんは感覚鋭く、しかし、言葉が柔らかい歌人です。

着目点が凡人と違うことをまざまざと教えられます。

でも、凡人でも共感できる歌をつくる。

そこがすごい!

ちなみに、娘さんも歌人です。

特別に一首だけ、娘さんの歌もご紹介。

・思い出はいつでも同じ風景でうさぎ小屋にはキャベツの匂い

                              (小島なお)

母子ともに見られる着眼点の良さには、ただただ脱帽するばかりです。

歌を読むだけでも、笑顔がステキな人なんだとわかります!度★★★★★(5つ星)

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『チョコレート革命』 俵万智

こちら

俵さんの作品を取り上げるのは2回目ですね。

早速収録歌をご紹介!

・優等生と呼ばれて年月を長き年月をかっとばしたき一球がくる

・蛇行する川には蛇行の理由あり急げばいいってもんじゃないよと

・ベランダにタオルを干せば一枚の風が生まれてよじれてゆけり

・赦(ゆる)されて人は幸せになるとは思わず恋は終身の刑

短歌の世界は広いので、

なかには俵作品をあまり良くないように批判する意見もありますが、

わたしは俵作品もアリじゃないかなと思います。

『サラダ記念日』なんてコロンブスの卵ですよ。

かつて、こんなにも口語で詠った短歌を世に広めた人は誰もいません。

それを批判するのもどうかと思います。

ただ、

『サラダ記念日』のイメージが強い結果、

『チョコレート革命』内の彼女の作品も、

なーんとなく『サラダ記念日』の二番煎じと感じてしまうのもいなめません・・・。

わたしは人生蛇行してます!度★★★★★(5つ星)

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『第十 折々の歌』 大岡信

こちら (本の写真はありません。図書館で探そう!!)

『新・折々の歌』からカウントダウンをし始め、

ついに『(旧)折々の歌』に突入!!

はい、合言葉は、「オリちゃん」です( ̄+ー ̄)キラーン

では、さっそく収録歌をご紹介っ♪

・なのはなの雲を蒸(むす)なる匂ひ哉(かな)   

                            (三宅嘯山:みやけしょうざん)

・風おもく人甘くなりて春くれぬ

                            (加藤暁台:かとうきょうだい)

・声きけば暑さぞまさる蝉の羽の薄き衣は身に着たれども

                            (和泉式部:いずみのしきぶ)

・行くほたる雲の上まで往(い)ぬべくは秋風吹くと雁に告げこせ

                            (在原業平:ありわらのなりひら)

・秋の夜や紅茶をくゞる銀の匙(さじ)

                            (日野草城:ひのそうじょう)

『第十 折々』は、俳句にも「おっ!」と思わせる句が多かったです。

それでは、『第九 オリちゃん』につづく~

俳句って、俳句って、難しいのよ~!度★★★★★(5つ星)

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『夜が淋しくて誰かが笑いはじめた』 住宅顕信

こちら

筆者は、「すみたくけんしん」と言います。

ペンネームみたいですが、本名です。

で、彼は何をした人かといいますと、

自由律俳句を詠んだ人です。

自由律俳句とは、五七五にとらわれない俳句(短詩)のことです。

まずは、作品をご覧下さい。

・降れば一日雨を見ている窓がある

・重い雲しょって行くところがない

・窓にまよいこんで行き先のない雲

・夜が淋しくて誰かが笑いはじめた

・秋は淋しい蚊にくわれていた

・若さとはこんなに淋しい春なのか

・流れにさからうまい歩けるだけを歩く

いつもより、引用を多くしました。

彼の作品は、「なにか」読者をひきつけるのです。

それは、「さみしさ」によるものなのでしょうか。

人間、喜怒哀楽というものをもっています。

が、それ以外に、「淋・寂」も持ち合わせています。

それを彼は詠ったのです。

ちなみに、

彼もまた夭折の人でした。

1987年、25歳で死去。白血病でした。

上に挙げた句に興味を持たれたなら、ぜひ図書館等で探してみてください。

「住宅顕信」を検索してみてください。

私が引用した句以外にも、こころに響くウタがそこにはあります。

読めば人生変わるかもしれません!度★★★★★(5つ星)

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『一握の砂』 石川啄木

こちら

誰もが知っているであろう歌人・石川啄木。

たぶん、柿本人麻呂とか藤原定家よりも有名なんじゃない?

と、いうわけで、

教養的に、石川啄木の歌を紹介!!

・東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる

・しっとりとなみだを吸へる砂の玉なみだは重きものにしあるな

・鏡とり能(あた)ふかぎりのさまざまの顔をしてみぬ泣き飽かし時

・友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買い来て妻としたしむ

・不来方(こずかた)のお城の草に寝転びて空に吸われし十五の心

石川啄木の歌を読んでると、

とにかく石川啄木は泣くんですよね(T~T)

うーん、わかる!!わたしも泣き虫★

ちなみに、

石川啄木は26歳で亡くなってます。

いつの間にか、

石川啄木の年齢を超えてしまった。。。

不来方のお城~の歌は、中学時代衝撃的な歌でした!度★★★★★(5つ星)

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『シチュー鍋の天使』 北川草子

こちら

さっそく、収録歌のご紹介!

・なんとなくやるべきことがあるようで罫線のない便箋を買う

・それは夏だったから夜だったから花火みたいに消えた約束

・固パンをスープに浸して泣いているやさしいひとがわたしは好きよ

・葉桜になりて落ちつく 満開の桜は苦手 胸を乱しむ

この歌集は、病院の待合室に持ち込んで読んでいました。

そして、そのあとがきで、すでに北川さんが亡くなっていることを知りました。

2000年4月、30歳の若さでした。

それを踏まえて、

歌をひも解いてみると、

かなしさ・さみしさが染み出てるような、そんな感じがします。

もちろん、急逝とのことだったんで、

とかく心身の心配はされてなかったとは思いますが、

どことなく、死に急いでいる歌・死を察知した歌に感じます。

文章も、財産のひとつなんだとひしひしと感じました!度★★★★★(5つ星)

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『暁(あけ)すばる』 馬場あき子

こちら

短歌界の重鎮、2度目の登場です。

さっそく、収録歌をご紹介!

・投げ込まれし自転車は川にさまざまの木の葉抱きてせせらぎゐたり

・紫陽花の瑠璃濃きをみて剪らずゐる今朝降る雨のきらひではなし

・戦争はここまでは来じと誰も誰も思いて山茶花(さざんか)咲く垣にゐる

自然詠のなかで、自分のこころをさりげなく盛り込むという技法、

勉強になります。

でも、なかなか、自分ではできないんですよねぇ・・・。

わたしはいつこのような歌を詠むことができるかな!度★★★★★(5つ星)

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『夏のうしろ』 栗木京子

こちら

明日から9月ですよー(」゜ロ゜)」 ナント

お早いことで。。。

さてさて、そんな時期にぴったりのタイトル集です。

では、さっそく収録歌をご紹介(^―^) 

・日だまりに坐せば腰湯のあたたかさとろりとわれは猫になりゆく

・音すべて蒸発したるのちの世の明るさよいちめん菜の花ばたけ

・苦しみののちに来る夏 真ふたつに背中が割れて飛べる気がする

・午前より午後へと秒針移りたりかかるとき人は恋に落つべし

わたしは、「音すべて~」の歌が好きですね(春っぽいけど^^;)

視覚のみが研ぎ澄まされて、菜の花畑を映すわけです。

そして、漢字を選別しているその技巧。

「のち」も「いちめん」も「はたけ」も、平易な漢字があるのに、

あえてひらがなで記し、そのやわらかさを打ち出した感覚は、すばらしいとおもいます。

いまの時代、短歌は聴く歌ではなく、読む歌となりました。

漢字ひとつの選定も、作品を大きく左右するのです。

猫の歌は、その次に好き!度★★★★★(5つ星)

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『静物』 小池光

こちら

いま、現代歌人として短歌界を支えている歌人の一人です。

さっそく、収録歌をご紹介♪

・柿の実のただひとつのみぐんぐんと赤くなりゆく午前から午後

・「学校はけふはお休み」それはもう嬉しくてうれしくて少年少女

・「永遠」の象徴として海底のタイタニックを人はよろこぶ

・公園のけやきの幹にむらがれるあぶら蝉そのひとつが動く

この歌集は、タイトルどおり「静物」を捉えてますね。

対象は動かないのだけれど、

それを詠む小池さんの視点はしっかりと動いています。

歌を詠むというのは、作文といっしょです。

なんでもかんでも取り入れず、「主題」を明確にする。

その主題に対し、コトバを厳選するのが短歌の道ともいえます。

わたしのウタは、コトバをいっぱい詰め込みすぎてるかな??

うーん、まだまだ努力しなければいけませんね^^;

さりげない変化を詠んでるのに、心は大きく動かされます!度★★★★★(5つ星)

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『青蝉』 吉川宏志

こちら

では、

まずは早速、収録歌を。。。

・あさがおが朝を選んで咲くほどの出会いと思う肩並べつつ

・カレンダーの隅24/31 分母の日に逢ふ約束がある

・あかねさす紫式部はひさかたの光源氏を死なしめきたりき

・栗の花匂う小道に誰も居ず時間通りに時間は過ぎる

偶然か、私があげた吉川さんの作品は、どれも時間に関わるウタです。

(あかねさす紫式部~も、古典、さらには「死」という時間が隠されてます)

そして、時間の最後に、空間が密着しています。

短歌には、

この「空間」というものが重要だと、わたしは思います。

短歌に隠されたドラマ、

それがなければ、読んでいて面白くないでしょう。

あらためて、わたしも空間認識を意識させられました。

ありがとうございますφ(..)カキカキ

カレンダーの24/31は、すごい発見だと思いました!度★★★★★(5つ星)

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今日は、タイトルなしです☆

今日は、理由があってタイトルなしです。

ちなみに、今日紹介する歌の作者は「海童(かいどう)」さんです。

知ってるかな~?

それでは、さっそく歌の紹介♪

・通り雨そっと握った蝉の抜け殻

・風鈴よ自分で揺れて踊ってみたまえ

・傾けば冬の夜に温(おん)

・寄せ鍋や湯気かき集め一人じめ

さて、みなさんはこの句にどんなイメージを持たれましたか?

わたしは、<繊細で、強くて、温かくて、おちゃめ>というイメージを持ちました。

でも、

そもそも、

海童さんって、

オトコ?

オンナ?

さて、どっちだと思います?

なんでこんなこと聞くかって?

それは、ね。

じつは、

「海童」さんって、

この人だからです!!

びっくりでしょ?

こんな才能もお持ちだったんですね~。

27歳。

わたしと同い年だ。

きれいなひとだなぁ。。。(。-_-。)ポッ

ホントそう思います(〃∇〃) てれっ☆

(注:リンク先には「海堂」ともありますが、「海童」が正解です)

ビデオ、借りてこようかな~!度★★★★★(5つ星)

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『カスタムオーダー』 里川憐菜

こちら

わたしのネット界の憧れ・里川憐菜さんの歌集です。

里川さんとは、リンクさせていただいてからずいぶん久しいですね^^

本当にありがたいことです。

さて、さっそく収録歌を掲載(^―^)

・等式も解けないほどの甘い時過ごしてみない?我に恋して

・上瞼(まぶた)吸いて去りしは蚊一匹我を選んだ理由を教えよ

・「バイバイ」と言って三秒受話器置けない置けます置く置ければ置こう

・鉛筆で書いているのに消しゴムで消せないような恋をしてます

里川さんの歌は、やわらかくて甘くて、そして挑発的(* ̄∇ ̄*)

そこにわたしは惹かれました。

「等式も~」の歌なんて、キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャーですよね?

恋する女性は美しいといいますが、

ことばからもその、恋した女性のうつくしさが伝わってきます。

ちなみに、

里川さんは現在、ホームページのほかに、

メルマガも発行しています(」゜ロ゜)」 ナント

くわしくは、

里川さんのホームページまで!→こちら_φ( ̄ー ̄ )メモメモ

わたしも「あま~い」恋の歌、歌ってみたい~!度★★★★★(5つ星)

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『てのりくじら』 枡野浩一

こちら

枡野浩一さんは、短歌界ではふしぎな歌人です。

ときどき別の歌人の対談集で名前が挙げられる、不思議な人です。

メディアにもそこそこ出ているので(たぶん?)、知ってる人もいるかも。

では、

収録歌をご紹介^^

・こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう

・真夜中の電話に出ると「もうぼくをさがさないで」とウォーリーの声

・ついてないわけじゃなくてラッキーなことが特別起こらないだけ

・「お召し上がり下さい」なんて上がったり下がったりして超いそがしい

うーん、

本人が不思議なのか歌が不思議なのか、、、

でも、

この歌人に影響されている人も確実にいます。

かくいうわたしは影響はされていないけれども、

ときどき、

作品を読みたいなと感じる、

そんな枡野さんの一冊です。

歌とは、コトバ遊び!度★★★★★(5つ星)

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『人生につかれたことあります。』 桜井凛香

こちら

東京で買ってきた、うつ病の歌集です。

第7回フーコー短歌賞優秀賞受賞作品。

では、さっそく中身を紹介^^

・風呂にさえ入る気力のない深夜脂のにじんだ髪が重たい

・しんしんと孤独が深く降り積もるこれはわたしに下された罰

・疲れ果て今日も独りで眠ります寒くて寒くて寒くて寒い

・改めて定義するならうつ病はこころの癌とあえて言いたい

ああ、うつ病の歌だ。

それはもう、懐かしい香り。

そんな感動を受ける歌集です。

上にあげた歌は、私も経験しました。

風呂にも入れなかったし、

自分が悪い、自分への罰だと思ったし、

心はズタボロでぬくもりなんてなかったし、

「心の風邪」なんてものじゃなく、今にも死にそうな「心の癌」でした。

うつ病のひと、

まわりにうつ病の知人がいるひと、

一度読んでみて、と勧めたくなる歌集です。

わたしも次の月曜、お医者様にこの本お貸しします!度★★★★★(5つ星)

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『庭』 河野裕子

こちら

現在活躍する女流歌人・河野裕子さんの歌集です。

では、さっそく、歌を紹介^^

・光にも匂ひあるなりこの庭に去年(こぞ)も咲きゐし白きコスモス

・お婆さんお婆さんと誰か言ふ振り向かないよキャベツが重いから

・ひとりづつこの世を脱けて座布団の数だけ残る隣の座敷

いかがでしょうか?

女性らしい、丸くやわらかい感覚が歌から読み取れますね。

いまも第一線で活躍する理由がよく分かります。

ちなみに、11月の岩国講演、私も聞きに行きます!★★★★★(5つ星)

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『金塊和歌集』 源実朝

こちら

源実朝(さねとも)。知ってますか?

父親は源頼朝。

そして、本人も、鎌倉幕府三代目将軍。

しかし、母方の北条氏にいいように使われた悲劇の武将。

と、いっても、

彼は頭いいんです。

源氏の時代は自分で終わりだと、はっきり悟ってるんです。

だから、都の文学に次第に心を傾けていくんです。

しかし、

やはり、こころは源氏の棟梁です。

その豪快な和歌は貴族には歌えません。

ぜひとも、ご覧あれ。

・声高み林にさけぶ猿よりもわれぞもの思ふ秋の夕(ゆうべ)は

・大海の磯もとどろに寄する波破(わ)れて砕けて裂けて散るかも

・山は裂け海は浅(あ)せなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも

彼の源氏の嫡流としての誇り、そして、時流に乗れない寂しさ、

それを感じ取っていただければ幸いです。

わたしは2番目の“大海の~”がスキ!度★★★★★(5つ星)

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新 折々の歌1

こちら

はい、オリちゃんです☆

最近、メッキリ本を読まなくなったような気がします。

アツイからですね・・・( ̄□ ̄;)

それでは、早速収録歌をどーぞ♪

・油断して花に成(なつ)たる桜かな   

                              三浦樗良(みうらちよら)

・懐かしやラムネの味に進歩なし  

                              石井邦雄

・歓びは哀しみよりぞ生まれたるわが歓びはわれのみのもの

                              窪田空穂(くぼたうつぼ)

さて、これで『新 折々のうた』は終了です。

でも、ご安心あれ!

次回からは、

『(旧)折々のうた1~10』が待ってます(」゜ロ゜)」 ナント

よろしく~

オリちゃん、バンザイ!度★★★★★(5つ星)

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『秋天瑠璃』 斉藤史

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では、さっそく中身をご紹介♪

・氷彫刻人に見らるる 白鳥は長き首より溶けはじめたり

・風船のふくらみゆくを人見をり ある極限を待つごとくして

・眺めよき屋上に来てここより先は空へ翔ぶもの地に堕ちるもの

斉藤史(さいとうふみ)は、戦前戦後を生きた歌人です。

二二六事件で死罪となった青年将校のなかに、斉藤史の幼なじみがいたというのも有名な話。

だからというわけではないですが、

人間を厳しく見ている歌が多い気がします。

歌には個性がよく出ます。

だから面白いし、

1500年の歴史を持つのでしょう。

戦争は、男だけの戦いではない!度★★★★★(5つ星)

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『ドライドライアイス』 穂村弘

こちら

今日は久々に歌集です。

賀集利樹じゃないよ♪(誰も言ってない)

さて、今回の歌人、穂村弘さんは、

そーですね、新しいタイプの歌人です。

若い女性にも多く支持されています。

一青窈さんも、好きな歌人として名を挙げています(^―^) →こちら

ただ、

残念ながら、

うちの図書館には古い歌集しかない!!

<(T◇T)>わぁああああ!

そういうわけで、92年の本ですが、

まー、とりあえず収録歌をご紹介♪

・月曜日アロンアルファの原料が婦人警官の涙だなんて

・泣きじゃくりながらおまえが俺の金でぐるぐるまわすスロットマシン

・トナカイがオーバーヒートを起こすまで空を滑ろう盗んだ橇(そり)で

いかがでしょうか?

この時代の氏の歌にはまだ荒削り感がありますが、

穂村さんは、口語体でみごとに自分の世界を広げる歌人の一人です。

穂村さんの歌を読むと、

本当に短歌は幅広い文学なんだと感じさせてくれます。

お近くの図書館にあったらなら、ぜひ手にとってほしい歌人ですね(。-_-。)ポッ

なんでうちの図書館には1冊しか歌集がないのだろう?!度★★★★★(5つ星)

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『たまてばこ』 麻里布小学校6年5組

いつかは紹介しようかなと思った、短歌俳句集です。

はい、わたくしのクラスの1冊です(」゜ロ゜)」 ナント

これがまた、本格的で、きちんと製本してるんですよー☆

授業でひとりひとり作ったのです。

なつかしいねー。

今読んでみると、子供ながら着眼点のいい歌がたくさんあります。

そのなかで、

ツッコミたくなるわたしの歌・・・・・・( ̄□ ̄;)ガーン

ちょっと、現在のわたくしの解説つきで、ご紹介しましょう。

・冬にでる宇宙ボタルは偉大なり

→たぶん、オリオン座とか、シリウスとかのことかと思われます。しかし、

いまの時代、「偉大」という単語をつかうパターンは、

「北の将軍様」

くらいしかないかと。。。

いやー、この子の将来が心配です・・・。

・台風に日本の文化うばわれて民の悲しみ言葉にできぬ

→台風でよく壊れる宮島の厳島神社のことを詠ったのでしょう。

小6でこのような歌をよむとは、すごいですね。

てか、

おまえは天皇陛下か!?

と言いたくなるくらい、すごい上の立場から詠ってますよね。

何様のつもりでしょうか?

いやー、この子の将来が心配です・・・。

いかがでしょうか?

ちなみに、

この子はいま、ご存知のようにこんな大人になってます(* ̄∇ ̄*)

恐ろしいことですね。

それでは、

さよなら、さよなら、さよなら♪(淀川さん風)

お、おは、おはずかしい・・・!度★★★★★(5つ星)

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新 折々のうた2

こちら

はい、恒例の『新折々のうた』シリーズです☆

では、さっそく、収録うたをご紹介(^―^) 

・顔じゆうを蒲公英(たんぽぽ)にして笑うなり

                               (橋間石:はしかんせき)

・雲をよび乗りて空駆け語り合いこねくりまるめて食べてしまわん

                               (曾宮一念:そみやいちねん)

・駅弁を食ひたくなりぬ秋の暮れ

                               (高浜年尾:たかはまとしお)

どうでしょう?

こうやって紹介することは、わたしにとってはもちろんのこと、

皆さんにとっても勉強になります(* ̄∇ ̄*)

ありがたいことです。

もっともっと精進していきますので、

いろんなコメントおまちしてまーす♪

最近、『つた喫茶』のコーヒーが出ない。。。!度★★★★★(5つ星)

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『季の栞(ときのしおり)』 河野裕子

こちら

Hi!

きょうは河野裕子さんの歌集です。

では、早速、中身をちょっとご紹介♪

・陽と月とふたつ泛(う)かべる空のした手ぶらで行きて手ぶらで帰る

・母猫を覚えてをらぬこの猫が人の指見れば乳と吸ひつく

・暮らしとはかかる反復 米研ぎて水水平に目盛に合はす

河野さんの歌は、非常に生活と密着しているなぁ、と感じます。

逆を言えば、日常の些細なことも文学となりうる、ということでしょうか。

主婦の皆様も、主婦じゃない皆様も、ぜひ試してみてくださいφ(..)カキカキ

追伸:

ちなみに、

11月、わたしは河野裕子さんの講演を聴きに行きます!

(* ̄∇ ̄*) エヘヘ

地元・岩国であるのよ~♪

テーマは「詠む事と読む事」です☆

しっかり勉強してきますね~~~(〃∇〃) てれっ

歌集は無条件に「5つ星」にしてるの気付きました?!度★★★★★(5つ星)

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『サラダ記念日』 俵万智

こちら

お待たせしました!?

みんなが知ってる短歌集『サラダ記念日』のご紹介です^^

実際、手にとってみた方も多いのでは??

と、いうわけで、

ここで問題です!!

「この味がいいね」と君が言ったから〇月〇日はサラダ記念日

さて、「サラダ記念日」、は何月何日でしょう!?

1.7月4日

2.7月5日

3.7月6日

正解は~~~~・・・・・・

3.7月6日でしたぁ!!

(ちなみに、7月4日はつたまるさんの誕生日、7月5日はsyavyさんの誕生日です)

さて、この歌集は有名すぎて、特に書き記すことはないですね。

のちの短歌に影響を与えた歌集といっても言い過ぎではないでしょう。

ここで少し、収録短歌をご紹介しておきます。

・電話から少し離れてお茶を飲む聞いてないよというように飲む

・いつもより一分早く駅に着く 一分君のこと考える

・白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる

・思い切り愛されたくて駆けてゆく六月、サンダル、あじさいの花

えーーー、

最後に告白します。。。

じつは、わたし今回生まれて初めて『サラダ記念日』読みました(」゜ロ゜)」 ナント

いや~、新鮮でした(。-_-。)ポッ

余談ですが、

俵万智さんの高校の最寄り駅は「田原町駅」!度★★★★★(5つ星)

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新 折々のうた3

こちら

書いた書いた、と思ってたら、まだ書いてなかったのですね^^;

恒例の、『新 折々』シリーズです(通称:オリちゃん

朝日新聞の朝刊に載っている歌をまとめたものです。

では、さっそくご紹介♪

・たのしみは朝起きいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時

                               (橘曙覧:たちばなあけみ)

・へなへなで野に捨てられし扇風機、風の吹くたび未練を廻す

                               (游細幼:ゆうさいよう)

・まんじゆしゃげ昔おいらん泣きました

                               (渡辺白泉:わたなべはくせん)

このシリーズは、ひとつひとつに短い解説がついていて、より深くウタを楽しめてオススメです☆

いま、オリちゃん9まで出ています(^―^) 

(わたしは9から逆に1を目指して読んでます)

機会があれば、図書館等で手にとってみてください♪

もう、オリちゃん2も読み終わったよ!度★★★★★(5つ星)

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『あらばしり』  久々湊盈子

こちら

今日は、久々湊盈子(くくみなとえいこ)さんの歌集を^^

まずは、

例のごとく、講釈抜きでウタを紹介☆

・一億のなかの一人の心さえ見えがたくして春の浮雲

・さくら餅かすかに鹹(から)くほの甘く恋ありし日の泪(なみだ)のような

・いのちより重きものなしされどされど机上(きじょう)に三日読みさしの本

さて、いかがでしょうか?

彼女のウタのわたしの感想は、

目に見える身近なモノに、

自分の感情を吸い込ませるのがうまいなぁ~

ですφ(..)カキカキ

むかし、

和歌は恋の歌とともに、自然の歌を詠むことが好まれてました。

そうして、

モノに対して自分の心を詠むという技法が生まれました。

彼女の歌は、

それをうまく踏襲しています。

わたしはまだまだそういうのが身についていません。

うーーーむ、

精進します!!

ちなみに「あらばしり」とは、

その年の新米で造った酒のことです!度★★★★★(5つ星)

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『宝石』  高杉碧

こちら

えーっと、

昨日のマンガは食いつき悪かったかな(==;??

ま、まぁ、

気を取り直していきましょー☆

ご存知の通り(知らないって?)、最近わたしは歌集を読み漁ってます。

で、

きょうは、

高杉碧さんの歌集です(^―^) 

では、

いつもどおり、講釈抜きでいきなり短歌のご紹介に行きましょう(* ̄∇ ̄*) エヘヘ

・この空がこんなに清清(すがすが)しいわけは誰のものでもないものだから

・飲み干したワイングラスの中にまだ鍵が隠されているような恋

・いつだって”仕事、仕事”と言っている つぶれてしまえあんたの会社

どうです?

何気ない日常生活が、女性の視点から捉えられています。

えー、

ちなみに、

高原さんのHPはこちら~♪

おぉ~!美人さんだぁ(。-_-。)ポッ

しかし、

いままでいろんな歌集をここで紹介してますが、

十人十色

その人その人の表現が個性的で面白いですね_φ( ̄ー ̄ )メモメモ

例えるなら、

「短歌」という課題曲に、みんなが作詞しあっているという状態かもね☆

ふふふ、

と、いうわけで、

これからも歌集はどしどし紹介していきます(〃∇〃) てれっ☆

付き合ってくださいね~m(。-_-。)m

タイトルどおり、ウタの『宝石箱』や~!度★★★★★(5つ星)

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第1回若山牧水青春短歌大賞

こちら

え~と、

岩国の図書館にはあったのですが、

これ、寄贈なのかもしれないですね。

とにかく、本屋さんにはないっぽい・・・・・・。

さてさて、

第1回の記念すべき大賞作品等をまとめた1冊です。

最近、ホント短歌に接する機会が多いので、

勉強になります♪

◎青春短歌大賞 高校の部

 [夕焼けを撮ろう]と云って空を見上げカメラを構える君の手が好き

                             (小川真理子 高2)

◎同 大学の部

 青々と粒子こまかく空が澄む まぶたをそれに当ててみようよ

                             (ニ又千文 大3)

◎同 一般の部

 一人去り二人去りして大道芸の前を動けぬひとりとなりぬ

                             (是石いさ子 主婦)

そのほか、優秀賞・佳作も掲載されてました。

それを見て気付いたことは、

高校生は自分を中心とした歌

大学生は比喩表現を用いた歌

一般は情景を歌った歌

というふうに大きくまとめられるなぁ、ということでした。

うーーーむ。

これは勉強になった!

まぁ、「青春短歌」と詠ってるからもあるだろうけど、

自分を歌った歌は若々しく

比喩を用いた場合はちょっとインテリ気味に

そして情景を歌った歌は、大人の「第三の目」

が必要なんだな!_φ( ̄ー ̄ )メモメモ

ふふふ、

こうやって分析した暇人はわたしだけだろう(* ̄∇ ̄*)

この「青春短歌大賞」、今年も応募してますので、

みなさんも参加してみてはいかが~^^

(詳しくは↑のリンク先参照のこと)

『つた喫茶』のみなさんも短歌に触れてみよう!度★★★★★(5つ星)

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念力図鑑

こちら

日本国誕生以前から存在していた和歌。

そして、短歌。

ご存知の通り、いまでも様々なコトバで万人に愛されている日本の伝統詩です。

今日は、そのなかでも俳諧性(滑稽性)の高い?笹公人さんの歌集の紹介です。

まー、何も言わず、まずは掲載首をごらんください^^

・修学旅行で眼鏡をはずした中村は美少女でした。それで、それだけ

・音楽にたとえるならば今井氏の貧乏ゆすりはジャズだと思う

・君からのメールがなくていまここえろ平安京の闇より暗し

いかがでしょう?

「えっ!こんなのあり!?」

なんて、思ったりしませんかぁ??

アリなんです( ̄ー ̄)ニヤリ

短歌とは、伝統だけじゃないんです。進化もするんです。

短歌ブームの火付け役となった、俵万智さん『サラダ記念日』から、

口語短歌は確実に増えました。

そして、誰でも詠えるようになりました。

まだまだ短歌の世界は、これからも広がっていくことでしょう。

わたしはあまり俳諧性の高い短歌は詠みませんが、

戯言で一度作ってみたいですね(* ̄∇ ̄*)

短歌とは、発想の転換!度★★★★☆(4つ星半)

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新 折々のうた4

こちら

はい、

『つた喫茶』ではおなじみの、『新折々のうた』。

このシリーズ、9から徐々に古い本を読んでいます。

『つた喫茶』には欠かせないウタ、

それをひろく集めるには持って来いの一冊です☆

具体的に説明すると、

朝日新聞の朝刊に毎日ひとつ「詞(短歌・俳句・詩)」が紹介されているのですが、

それを1年分まとめたものなのです。

万葉集から、俵万智といった現代詞人までくまなく紹介されていて、

勉強になりますよ(* ̄∇ ̄*)

~『新折々のうた4』より~

・ふたたびは帰らず深き蝉の穴 

                 阿波野青畝(あわのせいほ)

・置いてきた働き者の影法師第二の職場にまたついて来る

                 佐々木史子(ささきふみこ)

・簡潔に君が足りぬと思う夜愛とか時間とかではなくて

                 俵万智(たわらまち)

一冊読めば一年のウタの教養が得られる!度★★★★★(5つ星)

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たまゆら ~やっぱり誰かを愛したら

こちら

作詞家・沢ちひろさんの詞集です。

私は存じなかったのですが、

沢田知可子さん「会いたい」の歌の作詞も担当されたとか。

名曲ですな~♪

さてさて、

そんな彼女の詞集は、

やはりどこか歌謡曲的。

音数(字数)と繰り返しを見事に使いこなしています。

女性のウタって、うつくしいな

と感じてしまう1冊です♪

―――<わたしの丘>―――

(前略)

星に抱かれて 寝転ぶ丘で

細く流れる 光を見てた

思わず願う 未来の私

幸せになりたい

(後略)

         

心を形容する女性のウタ!度★★★★(4つ星)

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白いチョークをひとつ下さい

こちら

九州女子大学主催・第1回高校詩歌コンクール(’97年)の作品をまとめた本です。

じつは、これを読んだのは1年前?2年前?のときなんですが、

忘れられない短歌がありまして。。。

それで、もう一度手にした次第です。

ちなみに、忘れられない短歌とは・・・・・・

黒板に書かれたことがすべてなら

       白いチョークをひとつ下さい  (樋口リカ 高3)

読んだ瞬間、神経しびれましたよ(☆o★)!!

想像してみてください。。。

高校生が授業中、

「いいか、ここは大事なトコだぞ」みたいなことを先生に偉そうに言われて、

聞こえないようにひとりつぶやくわけですよ。

「黒板に書かれたことがすべてなら白いチョークをひとつ下さい」

どうですか?

雷ドーン!と落ちましたか??(^―^)

もちろん、この一首が最優秀賞でした。

他にも、高校生らしい新鮮な詩歌であふれています。

ネットを見ますと、本はもう取り扱ってないみたいですね。

図書館等で見つけたなら、ぜひ一度手にとって見てください(〃∇〃) てれっ☆

なお、詩歌の部でも気に入ったフレーズがあったので、

その部分だけ抽出して紹介します。

・・・(前略)・・・

僕らは毎日いそがしくてだけど退屈で

どこか遠くに逃げだしたいけど

どこにも行き場がなくて

やりたいことはいっぱいある気がするのに

なんにもやれなくて、コーラを飲んだ

・・・(後略)・・・

                  (小山田咲子 高1)

学生時代に戻りたいです

学生証をひとつ下さい!度★★★★(4つ星)

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新・折々の歌 5

こちら

大学時代に、和歌の教授から教えてもらった本です。

朝日新聞朝刊に毎日載せてあるウタを年ごとにまとめています。

.

いま、

そのことを突然思い出して、

あたらしい年から順次古い本を読んでいます。

もちろん、それが『つた喫茶』につながっていることは

言うまでもありません(* ̄∇ ̄*) エヘヘ

~『新 折々のうた5』より~

・女にも賞味期限がありまして五十を前に少し複雑 

                                           (久々湊盈子:くくみなとえいこ)

・偏差値をただ競いあう勉強に終わりは来るのか?文部大臣 

                                           (吉本万登賀:よしもとまどか)

・秋たつや雲はながれて風見ゆる (三浦樗良:みうらちよら)

一年分のウタが読めるぞ!度★★★★★(5つ星)

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